トイレでは尻を浮かさないで!「シャワートイレの尻浮かせ問題」
シャワートイレに飛び散った水、それはいつか汚物に変わった。
日に日に、水が跳ねている確率が高まっていた。
これは、1人の仕業ではないな。
そう思っていたある日、いつものようにトイレに入る。
フタは締めていない。
冬場のシャワートイレは便座を暖めているので、保温効果を得るためには閉めた方がよいのだが、そういう習慣がない人はたくさんいる。
フタが開いていただけに、それはすぐに目に留まった。
茶色い水滴が無数に便器に飛び散っている。
トイレに来て、茶色い絵の具を流す人はいない。
場所柄から言って、これはまちがいなく汚物の飛沫だ。
いつもならば、飛び散っている水をトイレットペーパーで拭き取って座る。
だが、さすがに他人の汚物を拭き取る気にはなれず、他のブースに移動した。
なぜ、水滴や汚物が飛び散るのか。
恐らく、水流が尻を洗う時、尻を浮かしているのだろう。
ではなぜ尻を浮かすのか。
考えられることは2つある。
1つは、切れ痔持ちの人。
水流が当たる瞬間、あまりの激痛に思わず立ち上がってしまったというケース。
もう1つは、キレイに洗えていないという強迫観念があり、尻を動かしている人。
そのトイレには「move機能」がついていない。
その機能があれば、通常水流のあと、ボタンを押すことで仕上げに中心の周囲を洗ってくれる。
一度腰を浮かしたら、そのままトイレットペーパーで拭き取り、立ち上がる。
もしここで、再び腰掛けたら、水滴や汚物の上にべちゃっと座ることになるからだ。
毎日、その姿勢を取ることで、かなり腹筋が鍛えられているに違いない。
一度腰を浮かしたら、そのままトイレットペーパーで拭き取り、立ち上がる。
もしここで、再び腰掛けたら、水滴や汚物の上にべちゃっと座ることになるからだ。
毎日、その姿勢を取ることで、かなり腹筋が鍛えられているに違いない。
では、なぜ自分で濡らした(汚した)トイレをキレイにしてから退出しないのか。
それも考えられることは2つ。
1つは、公共の設備は皆で使っているのだから、汚したらキレイにするという躾を受けていない人。
もう1つは、後ろを振り返っていない人だ。
ドントルックバック!
後ろを振り返るな
前をみて進め!
日々、そういう生き方をしているのだろう。
ただ、実際には今し方使ったトイレを振り返って、汚れていないか確認している人は少ないだろう。
「トイレで尻を浮かさないで」
そんな貼り紙は、これまでに何処でも見たことがない。
だが、振り返らず、気がついていない人にはそれさえ必要だ。
まだ、日本ではあまり問題になっていない
「シャワートイレの尻浮かせ問題」
果たして、いつ頃、ネットの話題に上る日が来るだろうか。
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