東京マラソン 家族にして欲しいこと
今日は東京マラソン
無事スタートラインに立てた皆さん、おめでとうございます。
沿道には毎回100万人を超える観衆。
もちろん、すべての人がマラソンを応援に来ているわけではありません。
新宿のデパートの開店に並ぶマダム
オール明けの若者
銀ブラ(銀座でブラジルコーヒーを飲むが転じて、銀座を散策)に来たアベック
浅草寺に来た外国人観光客
居合わせた理由は様々でも、ランナーが通りかかれば、観光の足を止め、買い物の手を止めて応援をしてくれる。
がんばれーと叫んでくれる。
積極的な人はハイタッチをしてくれる。
プロのアスリートでも、これだけ多くの観衆に応援されるスポーツイベントはありません。
素人でありながら、皆さんは最高の歓待を受けるわけです。
これで1万円は安い!
さてこのように、100万人を超える見知らぬ人は応援してくれます。
ところで、あなたの家族はどうでしょう。
沿道に応援に来てくれる。それは最高ですね。
朝、頑張って!と見送ってくれる。勇気がわきます。
帰宅すると、どうだった?おめでとう!と声をかけてくれる。幸せ者です。
それでもなかには、家族は全員無関心。
まるで、禁句でもあるかのように、誰もマラソンについて触れない。
それどころか、走ることすら知らない。
そういう方もいるでしょう。
そこで、東京マラソンに出場したランナーの家族にお願いしたい
"東京マラソン 家で待つ家族にして欲しいこと"
【 朝 】
「行ってらっしゃい!」「頑張ってね」と見送って欲しい。
そこで「怪我しないようにね」「無理しないでね」「死なないで」
といったマイナスのイメージを植え付ける言葉を、言われたくない。
怪我など考えたくもないし、気をつけたからどうなるものでもない。
無理しないでと言われても、無理しなければ完走できないのがマラソンだ。
これを読んでいるご家族で
「あっそれ、朝言ってしまった」
という方はこの続きを読んで、リカバリーをお願いします。
【 帰宅後 】
まずは「お帰りなさい。どうだった?」
完走ならば「すごいね、おめでとう!」
それくらいは言ってもらいたいものです。
特に初マラソン完走の場合、ランナーは"深海で金貨を探し当てたダイバー"と同じくらい高揚しています。
どれだけ辛かったか。
それだけ頑張ったか。
どんなひどい目に遭ったか。
辛かったけれど、でも病みつきになりそうだな。
などと、聞かれてもいないことまで、とにかく語りたくて仕方がない。
黙って聞いてくれるだけでも、嬉しいものです。
できれば、この日くらい、お風呂は一番風呂に入りたい。
帰宅したら、誰かが風呂を占拠していて、すぐに汗が流せない。
こんなに情けなく思うことはありません。
夕飯の献立。
完走直後は思った以上にカラダがダメージを負っている。
消化に悪いから、できれば柔らかめのもの。
・・・と書いてあるマラソン書籍がありますが、そんなの関係ない。
できれば、好きなもの、好物を食べたい。
消化がよいからと言って、お粥でも出てきた日には泣きたくなります。
そして、お楽しみの晩酌、夜食。
ビールが好きならばビール
アイスならばアイス
禁欲していた分、なにかご褒美が欲しい。
それを用意してくれていたら、これに勝る喜びはありません。
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