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2015年3月 2日 (月)

「えー」を言わない方法 2015年版

次に「えーっと」「えー」「あの~」を言う理由はなにか。

1.「えー」を言うことが、悪いとは全く思っていない。
いいとか悪いとか、そんなこと考えたこともない。
「プレゼンは中身が勝負」
「話し方の上手い・下手は二の次」
と思っている。

実際は、そんなことはない。
現代は情報があふれた時代。
どんな話しを聞いても、人は「どこかで聞いたような話し」にしか聞こえないものだ。
「このクスリを飲むと体脂肪率が10%下がります」
と言った夢のような話しでない限り、大抵の話しは経験済み。
「オレの話しには中身がある」
というのは、話し手の錯覚に過ぎない。
プレゼンが「えーっと、とりあえず、おつかれさまです」のように始まると、皆一斉に内職のパソコンに目を落とす。



2.プレゼン原稿を読み込んでいない。
作ったきりで、本番に臨んでいる。
話す時には、見ながら話すのだから、予習は要らないと誤解している。


会議5分前にようやく完成した資料ならば、人は中身を覚えている。
だが、数日前にできていた資料の細部を人は覚えていない。
スクリーンをにらみながら
「あっこんなことが書いてあった」と思いながら、読み上げていることは聞き手にばれている。



3.考えながら、話している。
本来、考えながら話すというのは、かなり頭の回転が速い人にしかできない。
凡人は、考える時間を稼ぐために「えー」「あのー」を挟まないと言葉に詰まるのである。

プレゼン資料には要点だけを書き、行間をトークで埋めるというプレゼン。
未だに多い。
だが、これは、聞き手の共感を得られない。
しかも、そのトークが毎回変わる。
自分で作った資料なのに、そこで何と何を話すか自分が忘れてしまうからだ。



では最後に「えーっと」「えー」「あの~」を1回も言わない方法である。

1.自分は「えー」を言わない人間だと決める。
「えー」を言う人は思考停止していて、美意識に乏しい。
間を取るための時間を「えー」で稼ぐ習慣がカラダに染みついている。
自分はそれを卒業すると決める。
決めなければ始まらない。
はじめのうちは「君のしゃべり方は抑揚がない」などと揶揄されるが、慣れてくると抑揚がきちんとつけられるようになる。


2.プレゼン原稿を何度も読み込む。
聞き手を置いて、実戦形式で練習する。
本番の持ち時間が15分ならば、15分ノンストップで行う。
「あっやり直し」とか「ここは本番では言いませんが」などは一切禁止。

こうして練習した原稿では「えー」を言わない人でも、質疑応答では「えー」を言い始めることがある。
考えながら話すと、人は「えー」で間を取ろうとする。
それは、習慣としての「えー」がまだ体からの抜けていない間のこと。
「えー」を言わない習慣が身についていると、どんな状況でも「えー」は出なくなる。

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