« 祝!北陸新幹線 金沢延伸開業 石川県の基礎知識 | トップページ | 5日以上連休の安らかな過ごし方 »

2015年3月 8日 (日)

石川県の走りどころと見どころ

北陸新幹線開業記念事業として、2015年11月15日(日)に「金沢マラソン」開催が予定されている。
新幹線開業から2日後、2015年3月16日にエントリー受付が始まる。
この大会のコースレイアウトは一見すると、長野マラソンに似ている。
・スタート会場とゴール会場が別々
・市内の名所を巡る
・一定方向に走らないので、風の影響をうけづらい
・海に面していないので、風の影響が少ない
そして、北陸新幹線を使って東京から入りやすい。
定員は12,000人(長野マラソンは10,000人)
ただし、定員を超えた場合、抽選となるところが違う。


石川県では、従前から2つのマラソンが開催されている。

1つは「加賀」で行われていた「全国健勝マラソン日本海大会」その後「全国健勝マラソン加賀温泉郷大会」「加賀温泉郷マラソン」と名前を変えた。
2014年は開催されなかったが、2015年は4月19日に開催される。
地元の暖かさが伝わる大好きな大会。いつかまた走りたい。

もう一つは「能登」
2009年より「能登和倉万葉の里マラソン」が始まった。
定員5,000人を堅持して、手堅い人気を得ている。

能登には海鮮丼の名物「能登丼」がある。
「能登丼」は能登でとれる魚介類を乗せる海鮮丼の総称。
店によって乗せる魚が違う。
観光ガイドにいろいろな店の「能登丼」が紹介されている。

「能登和倉万葉の里マラソン」の参加者には「能登マ丼」が振る舞われる。
ごはんの上に牡蠣とタレがのる"能登丼のマラソン仕様"
大会主宰者が、オリジナル丼として命名した。

地方の名物をアレンジして、マラソン大会仕様で提供する例としては、徳島名物「フィッシュカツ」を配る、とくしまマラソンの「フィニッシュカツ」があるが、そちらはビニル袋を変えただけ。
専用レシピによるものとしては「能登マ丼」が初めてだろう。



金沢のガイドブックを見ると、観光は「ドライブ」つまりレンタカー前提となっている。
そして「温泉」「海鮮」のオンパレード。
新幹線「かがやき」で金沢駅に降り立ち、さぁ何処に行けばいいの?
というと、すぐに答えが出ない。


金沢の観光名所は、金沢市にある日本三大名園の兼六園。
ここには2004年にできた「金沢21世紀美術館」が隣接している。
兼六園自体、ゆっくり回ると2時間はかかるので、美術館を含め、さらにお茶やお昼もすれば半日が過ぎる。

もう一つ挙げるならば「ひがし茶屋街」
ひとことで言うならば"1820年に加賀藩主がつくった茶屋街の名残を留めるレトロな町並み"である。



食べ物で、能登丼以外の名物は「かぶら寿司」
ただし、隣県福井の「焼き鯖寿司」富山の「ます寿司」と較べると無名だ。
2010年に訪れた時、小松駅、小松空港で探したが、見つからなかった。

金沢の御菓子と言えば、松葉屋の栗蒸し羊羹「月よみ山路」が美味い。
1本630円。駅・空港売店で売っている。

自分の記念品としては、能美市など広い地域で生産されている「九谷焼」
輪島塗で有名な輪島市は能登半島にある。


最後にサブカルチャー?ネタ。
能登半島の付け根にある羽咋(はくい)市は、UFOの目撃情報が多いUFOの町。
宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」がある。
その本気さが嬉しい施設だ。
金沢から、JR特急サンダーバードに乗れば37分で羽咋に着く。

| |

« 祝!北陸新幹線 金沢延伸開業 石川県の基礎知識 | トップページ | 5日以上連休の安らかな過ごし方 »

旅行・地域」カテゴリの記事