二年連続で来る2度めのあんでるせん
松僖軒が閉店したことに衝撃を受けた後、ホームに上がると既にシーサイドライナーは入線していた。
入線した時から続けているのであろう、アイドリングのディーゼル音が鳴りつづけている。
入線した時から続けているのであろう、アイドリングのディーゼル音が鳴りつづけている。
佐世保から早岐方面へ。
ハウステンボスを通り越して30分ほどで川棚に着く。
川棚も 昔と今じゃ かわったな
と言いたいところだが、夏に来るのは2年連続。
駅前再開発があるわけでもない、地方の小さな町は1年くらいでは何も変わっていない。
歩道橋から見下ろすと、既に数人の客が階段の下で待っていた。

11:02
シャッターが開く。
人は経験済みのことには、どきどきしない。
1年前と較べると、とても落ち着いている。
はずだったが、店内に入ってから動悸が激しくなった。
「後で移ってもらいますから、とりあえずそっちの二人がけに座って下さい」
店を取り仕切る奥さん(推定)にそう言われたからだ。
去年は、3時間近く立ちっぱなしで辛かった。
そこで今年は、予約解禁日に電話を入れて、カウンター席をゲットしていた。
ところが、カウンターには既に他の団体が座っている。
大丈夫だろうか
本当にあとでカウンターに座れるのか
初めて起きることは、想定しづらい。
いたたまれない思いを押し殺して、まずは食事を選ぶ。
メニューは着席と同時に配られていた。
去年はカレーとアイスコーヒー。
今年はハヤシにしようと決めていた。
「カウンター席はお飲み物の注文もお願いします」
とわざわざ言われなくても、そのつもりだ。
今年もスプーンはひねられている
12:26
12:26
ハヤシライスは3分で食べた。
そういえば、他のいくつかのメニューに書いてある「特製」とは書いてなかったな。
まぁ特製でも既製品でも、そこそこに美味しければなんでもいいのだ。
アイスコーヒーを飲みながら、スマホでブログを読む。
1度来て要領を得ているので、その分落ち着いている。
読んでいるのは、去年来た時に書いた自分のブログ。
一通りの流れをおさらいしておく。
自分の文体に一番慣れているのは自分。
だから、読みやすい。
13:12
「交代でトイレに行っておいてください。二時間くらいありますから」
奥さんの声がかかり、客が代わりばんこに1つだけのトイレに立つ。
13:33
ショーが始まる前、すべての客がレジで会計を済ませる。
13:41
奥さんがテーブルを周り、食器を片付け始める。
カウンターに座るまで落ち着かない。
今、カウンターに陣取っている五人連れ、ここが今日の自分たちの席と思っているのではないか。
我ながら器の小さい心配をしていたら、カウンターに椅子が1つ入った。
つづく
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