長野マラソンの攻略法 2015年版
前回2012年に「長野マラソンの攻略法」を書いてから3年経ちました。
この間に、長野マラソンは2014年より一部のコースが変わり「Ver.4」のコースになっています。
長野マラソンは5回毎に、参加者の声を反映してコースを変更しているのです。
長野マラソンは5回毎に、参加者の声を反映してコースを変更しているのです。
そこで、2014年(第16回)大会を走った経験を元にリライトしました。
長野マラソン攻略の第一歩は、公式ウェブサイトでコースムービーを見ること。
長野マラソンに限らず、コースムービーがある場合、必ず見た方がよいです。
コースの概略が頭に入っていないと、失速した時にパニックになることがあります。
「おかしいな、もうそろそろエムウェーブに着いているはずなんだが・・」
「この角を曲がれば、競技場じゃなかったのか・・」
などなど。
コースがわかっていれば、覚悟して走ることができます。
以下は2009年以降、長野マラソン開催日の天候です。
2009年大会:晴れ 最高気温23度
2010年大会:晴れ 最高気温13度
2011年大会開催予定日:晴れ 最高気温14度
2012年大会:晴れ 最高気温15度
2013年大会:雪 0.4度 *スタート時
2014年大会:くもり 9.3度 *スタート時
2011年は東日本大震災の影響で中止でした。
概ね「晴れ」と言えます。
ただし、2013年のように「雪」もありました。
天気予報を見ていればわかりますが、長野は寒冷地。
東京よりも5度は寒いと思ったほうがよいです。
旅マラソンの方は、万が一の雪対策を旅支度に入れておくとよいでしょう。
一方、暑くなるケースの備えは必須です。
帽子は必須。
サングラスは必須ではありません。
むしろ、サングラスを使わない方がいいのではないかと思っています。
手袋は手のひら側がメッシュタイプのものを。
厚手の手袋をつけて、暑くなったら外す・・
というのは絶対やってはいけません。
テレビのマラソン中継を見ていると、途中でサングラスを投げて成功する人はいても、手袋を外して買った人はいません。
靴と違い、手袋は慣らす必要が無く、買ってすぐのものをレースに使っても構いません。
当日
旅マラソンの重い荷物は長野駅のコインロッカーへ。
過去2回行った際は、十分に空きがありました。
JR北長野の駅から会場までは徒歩20分かかります。
それが嫌ならば、長野駅からタクシーに乗ることを勧めます。
迎車予約をして3,000円程度でした。
長野マラソンは、長野五輪のレガシーがあるので、着換え場所などの施設が他のどの大会よりも充実しています。
風に吹かれず、体育館内で着換えられるのはありがたいことです。
ぜひ、折り畳み椅子の持参を勧めます。
トイレの数も十分で、さほど待たずに順番が回ってきます。
会場入りの目安は、遅くともスタート90分前まで。
6:45頃、会場入りするのがベストでしょう。
スタートは一般道路にブロックごとに整列。
ブロックの最後尾に並ぶのがルール。
空いているスペースがあるからといって、そこに入るのは「割り込み」です。
最後尾から列に加わり、スタートもしていないのに、どんどんランナーを抜いて前に出る人がいます。
そんないんちきランナーは、ろくなレースにならないでしょう。
マラソンは心のスポーツ。
スタート前の一時は、泰然自若としていなければなりません。
長野マラソンは、後方のブロックでも号砲が聞こえます。
道路に整列する大会では、号砲が聞こえない大会が多いのです。
号砲が聞こえるので、それと共に時計を押したい人は助かります。
出場した過去2大会のロスタイム
Xブロック:5分55秒
Iブロック中盤:5分
テレビ中継画像から類推すると最後尾でも7分~8分程度の様子。
完走ぎりぎり、関門との戦いというランナーは「ロスタイム8分」を計算に入れておくと良いでしょう。
つづく
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