王さんのふるさと墨田区 第二のふるさと博多
いよいよ、夏の旅も終わる
朝、家を出る
「おはよう」
挨拶の主は、知らないおばあさん。
道の向こうから来た。
あっおはようございます。
一応いい人なので、恐縮したように「あっ」をつけて返す。
「おはようございます」
今度は女子高生だ。
恥ずかしい
あ、おはよう
相手はかなり年下なので、ここは砕けた調子に落とす。
土木のおじさんも・・
挨拶されまいと、目を合わさないでいた。
怪しまれたかな^_^;
心の奮うものは眼前の百難を克服することと将来の構想
興味薄いのは過去の事件
旅を通して、新たな知見を得て、いつもの道に帰る。
今年も故郷に帰って来られてよかった^_^
ゆっくりいい旅やった。
心も軽いが、荷物も軽い。
いつも姉がもたせてくれる「ぽると」は、既に宅配便の中。
今頃、どこかの高速道路を走っているだろう。
武雄市図書館から借りてきた本は、すかすかの黒い鞄に入れて一緒に出した。
佐世保を出るとしばらく、後ろ向き。
早岐でハウステンボス号をつないでドアが開く。
ここから、前向きな旅
薄日がさしている
旅の最後はデコ仲間と博多で王さんを見る約束をしておいた。
王さんのホームランに胸ときめかせて育った世代だ。
履歴書では尊敬する人に父と王さんと書いたが、理由を聞かれて困った。
2010年4月1日、新設された墨田区総合体育館に「王貞治のふるさと墨田」ができた時はすぐに駆けつけた。
「五十番」にも行った。
40平米の広さに、およそ30点の王さん記念品が展示されている。
40平米といえば、小ぶりなコンビニ程度。あまり広くない。
入場は無料。
入場は無料。
3月28日の除幕式では王さんが参加して、壁に「ぼくのふるさと墨田」と署名している。
展示品でも特別なのは、試合で使用していた王さんのファーストミット
キャッチャーミットのように親指側の網目が厚い。美津濃製。
川口志津子氏寄贈と説明されていた。
数十年来の憧れ、王さんのファーストミットを目前にして、涎が垂れそうで困った。
数十年来の憧れ、王さんのファーストミットを目前にして、涎が垂れそうで困った。
王さんのふるさと墨田区に展示場ができた3ヶ月後。
2010年7月3日、ヤフージャパンドーム(現ヤフオクドーム)にも「王貞治ベースボールミュージアム」がオープンしていた。
いつか行きたいと思いながら4年が過ぎている。
そんなことを話したら「なら、行きましょう」ということになった次第だ。
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