東海新幹線 A車ワゴンが二人の謎
8:46
新幹線と並走する在来線
それを硝子張りのコンコースが跨いでいる。
清水の駅だ。
思わず、笑顔になる
ちょうど一か月前、静岡マラソンのゴール地点だったのが清水駅。
マラソンで苦楽を過ごした場所には愛着が沸く。
8:47
フィットハウスの看板、つづいて静岡銀行が見えるともうすぐ静岡駅。
ホームにひかりやこだまを待たせ、大半ののぞみは中央を高速で突破していく。
ひと月前、こだまを待つホームで雨をいとわず疾走するのぞみを見送り
はえぇ~と感嘆していた。
今、見送られる側
快晴
静岡マラソンの日に欲しかった。
品川を出た朝は冷たかった手も温かくなった。
コーヒーのお釣りを渡す時、そっと手を包んでくれた。嬉しいね。
パーサーさんを思い出していたら、さっきコーヒーを買ったのとは違うパーサーさんがA車ワゴンを押して往く。
A車ワゴンは2台体制になったのか?
皆さんがGoogleでしらべてもすぐには出てこないので解説しておこう。
「A車ワゴン」とは、1号車から7号車を担当する車内販売ワゴンをいう。
JR東海パッセンジャーズに属するパーサー内での用語。
7号車に準備室があり、そこからやってくる。
従って、7号車に乗車すると品川を出てすぐにやってくることになる。
1号車まで行って戻ってくる。
これを東京~京都間で3往復。
なぜ京都かというと、JR東海パッセンジャーズの担当が東海道新幹線の終点新大阪までだから。
京都で撤収準備に入らないと、新大阪で下車できないからである。
従って、京都を出たあたりで急ぎ足で7号車を目指しているパーサーから商品を買うのはよいが、長話で呼び止めてはいけない。
8号車から10号車のグリーン車は「G車ワゴン」
11号車~16号車は「B車ワゴン」である。
のぞみに乗り込むパーサーは5人。
うち3人がAGB、それぞれのワゴンを担当する。
A車ワゴンが2台、通り過ぎたのは不思議だ。
8:52
茶畑に「菊川市」と模られた植え込みがあり、その下に漢字4文字で何か書いてある。
地震火山?
まさかね。小さくて読めない。
菊川市のウェブサイトをみると、防災の取り組みについて公表文書が見つかった。
8:59
天竜川を渡る。
通過駅は情報スクリーンに「○○駅を通過しました」と表示されるが、川の名前は大きく看板が立っているのでわかる。
体を半身で晴れた景色に向けて見入る。
心に西松一博の名曲「シーボニアランチ」が鳴る。
9:03
四角い区画の池が沿線に並んでいる。
浜松にさしかかっている。
うなぎ?
Googleマップを見ても「うなぎの池」というようには地図に載っていない。
黒い鳥が上空から降下して腹が白く光る魚のようなものを捕まえた。
それで、いいのか?
特に上空からの攻撃を防御するネットは見うけられない。
9:10
平地の駅、つまり高架ではない豊橋駅を通過。
なんて幸せ?
E席の旅は譲れないな。
定刻名古屋着
ホームに降り立つと、鰹だしの香り。
名古屋駅名物、ホームのきしめんだ。
あぁ、きしめんという手もあったな。
今日は1日1食。
味噌煮込みうどん、櫃まぶし、みそかつという候補から矢場とんのみそかつと決めてきた。
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