新人のマリちゃんもきっと喜ぶ富士通のFloral Kiss
このたび、富士通というメーカーを見直した
見直すと言うことは、もともとよくは思っていなかったということだ
企業向けパソコンがたくさん売れていることはよく知っているが、これまで自腹で買うパソコンで富士通を選択肢に入れたことはなかった
その理由は2つ
・及第点の仕様
・高い値段
値段は高いけれど、他にはない特徴があるという場合、選択肢に入って来るのだが、富士通のパソコンにはそれがない。
かつて富士通のパソコンはよく壊れると言われていた時代があったが、今はその風評は解消している。
かつて富士通のパソコンはよく壊れると言われていた時代があったが、今はその風評は解消している。
むしろ企業向けで鍛えられたのか、さすが日本製と思わせる安定感すらある。
だが、個人として買う場合、平凡で高いマシンに触手は伸びなかった
このパソコンに出会うまでは・・・
若い女性向けが使うノート
マイクロソフトオフィス付き(パワポも必要)
ある程度軽い
かと言って11.3インチでは物足りない
処理速度は速い部類
DVDドライブは内蔵を希望
このような条件で探していくと、国産品で10万円を切ることはできない。
海外製品には10万円を切るものもあるが、製品の信頼性が低い。
壊れる確率は同じだとしても、壊れた時の対応がひどい。
国産品を買う安心感は「ハード」の品質だけではなく、顧客思いのサービスという「ソフト」にもあるのだ。
安くて魅力的な性能に惹かれて海外製品に手を出す人は多いが、いざ壊れた時に初めて、その判断が誤っていたことに気づくのである。
さて、その製品の名前は富士通「LIFEBOOK Floral Kiss」
ノートパソコンには珍しく、女性向けにエレガントなデザインが施されている。
男はふたを閉じた時の外観は二の次だが、女性はそこが違う。
閉じて持ち運ぶ時の見た目で選んだ場合、比較対象が見あたらない。
仕様
■CPU:Core i5-4200U(1.60GHz)
■メモリー:4GB(増設不能)
■ディスプレイ:タッチ対応13.3型
■HDD:500GB
■DVDスーパーマルチドライブ内蔵
■OS:Windows 8.1 Update 64ビット
■エクセル、ワード、パワポ、アウトルック
■重量:1.72kg
エクセルの作業をしている時、リボンまたは、クイックアクセスツールバーの右端は無地の空欄が広がっている。
Floral Kissではそこをカスタマイズして、草花など好みのテーマを設定できる。
数十年来、無地に慣れた者にはとても斬新だ。
キーボードはアイソレーションで心地よい
キートップにかな表示はなく、ローマ字のみ
「ま」を打ったら1が出ます
という素人のお悩み相談は、Windowsノートパソコンの伝統だが、ほとんど使うことがない"無理矢理テンキー割り当て"がないため[ NumLk ]キーもない。
IMEの単語登録ダイアログのショートカットキーである [Ctrl]+[F7]は、設定済み。
使い始めてすぐ、単語登録が始められる。
LIFEBOOKは企業向けによく売れているノートパソコンだが愛想がない。
もしも若い女性が配属されて「新人のマリちゃんにはFloral Kissを入れたよ」と、このパソコンが宛がわれたら、きっとマリちゃんは一生その上司に付いていくだろう。
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