サザン 愛媛 セトリ ネタバレ~
「"愛媛 セトリ"で検索すると、曲目がわかりますよ」
サザンを誘ってくれた友だちの中村君がメールで知らせてくれた。
彼は、ネタバレなんてお構いなし、いつもコンサート前にしらべるのだという。
いつもは、セトリをしらべることはないが、サザンの場合事情が違う。
デビューから今日まで37年間ずっと聴いていたわけではないし、ライブにも行っていない。
それは何も知らないに等しい。
ネタバレ~
などと細かいことにこだわらずに、おおらかに楽しもうと思ったのだ。
と言いつつ"愛媛 セトリ"で検索したのはライブ前、最後の日曜日だった。
そこで焦った。
「葡萄」からの15曲はここ2ヶ月サザン参戦に備えて、サザン+で聴きこんでおいた。
問題はあとの21曲。
まぁヒットソングのクラシック・オンパレードだろう・・
くらいに思っていたのが甘かった。
曲名をみて、口ずさめる曲が6曲しかない。
あと15曲は旋律が浮かばない。聴いたことがあるのかないのかもわからない。
36分の15といえば41%にあたる。
3時間半の41%といえば86分。
そんなに長い時間を「これは知らんなぁ」と思いながら過ごすのはもったいなくはないか?
残り日数は6日
急遽、予習することにした。
友だちに「全曲を押さえるためにはどのアルバムを借りてくればよいか?」を教えてもらい音源を集めた。
それをx-アプリに入れて2つのプレイリストをつくる
「おいしい葡萄の旅」→36曲コンプリ
「おいしい葡萄の旅抜粋」→15曲抜粋
そして、部屋にいる間は寸暇を惜しんで"抜粋"を聴く。
歌詞を追うのは諦めて、音だけを耳に入れていく。
こうしておけば、まったく流れにのれない事態は避けられるのではないか?
特訓の日々は進む。
本番が近づくにつれて、少しずつ緊張感が出てきた。
いったい、なんだ?この緊張は
「期末テスト」や「実力テスト」に臨む緊張ではない。
わくわく、どきどきというのとも違う。
それは"国民的"と誰もがいい、ボーカリストが勲章までもらってしまうロックバンドの実演に接する。
その事実の大きさがよくわからない
そのために、心にわき出る畏れと言えた。
付け焼き刃の特訓6日間はあっという間に過ぎ、その成果を確かめる本番の日がやって来た。
あいにく天気予報には傘マーク。
彼は「おりたたみ傘を持っていく」と言っている。
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