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2015年7月30日 (木)

入院が決まった それを誰に伝え、誰に伝えないか

初診受付の際、連携元から持参したMRIのCD-ROMは提出しておいた。
診察室に呼ばれた時、牧野医師は既にそれを見たうえで方針を立てていたのである。

「手術をしないという選択肢はありませんね」

気負いもてらいもなく、冷静な口調に信頼が置ける
いい先生でよかった

人は直感で判断できる。
長らくつきあった後で、見方が変わるというのは誤差の範囲
会って1分で、その人となり、技術者であればそのレベルを推し量ることができる。


「手術」「入院」が決まった
さて、それを誰に言うか?

生命の存続に関わる病気ではないが、部位が脳であるだけに、聞いた人にはそれなりの衝撃を与えるだろう。
何を置いても、はじめは家族。

説明は「脳腫瘍の一種で下垂体腺腫ただし良性のものだから適切な処置をすれば、その後の暮らしに問題はない」

重大さを滲ませつつも、正確な情報で安心感を伝える。
なにかと心配をかけるし、面倒をかけるので協力を頼む。

職場の上司にはすぐに報告
その後も、検査などで休暇の必要性が生じるとわかった時点で報告する。

上長が気持ちよく送り出してくれるか否かは、治療に専念できるかを左右する大きなポイントである。

近くに住む親友には知らせる
よく連絡を取り合っていれば、術前術後、それを隠し通すのは難しい。

遊びに行く約束はキャンセルしなければならないし、退院後も一定期間は負担のかかる宴席などは控えなければならないからだ。
恐らく入院中は暇を持て余すだろうから、お見舞に来て欲しいという下心もある。


離れて住む両親、兄弟には知らせなかった。
「下垂体腺腫」という病名をいえば、今はインターネットですぐにしらべることができる。
病名をぼかして伝えるのは不義理だ。

伝えれば少なからず心配をかけるだろう。
そばに居ることもできず、心配ばかりが募る。
それならば、手術が終わってから知らせた方がよい。
遠くに住む親友にも、離れて暮らす親兄弟と同じ理由で伝えない。
退院後、次に里帰りする際に触れるに留めた。

会社の同僚にはどうだろうか。
相手が部下の場合、お見舞いを催促することになりかねない。
健康を害しているというニュースを職場に流すのは憚られる。

大出世を狙う人ならば、隠したほうがよいだろう。
そうでなくても、何を言われるかわかったものではない。

「脳を手術したらしい」
「しばらく無理なんじゃないか」
「再起不能らしい」
「脳改造を受けたらしい」ショッカーか^^;)

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