入室して1分で手術日即決!
手術を覚悟した
恐らく会社を2~3週間は休まなければならないだろう
スケジュール調整に入った。
目標を決めて、仕事の区切りをつけておく。
ある時期から先は大きな仕事を入れない。
幸い、仕掛かりの仕事が終息するところだ。
日程は空けられそう。
この時はなんの根拠もなく、入院は「2~3週間」と考えていた。
後に主治医の説明を受けた情報を元に整理すると次のようになる。
(1)入院(手術2~3日前)
この2~3日で検査をおこなう
手術の1週間前としている病院もあるが、それは造影MRIを入院後におこなう場合。
造影MRIを通院で済ませておけば、1週間も前から入院する必要はない。
(2)手術後の回復期間・検査→退院(10日~14日)
早ければ10日 検査結果が思わしくない場合、退院が延びる。
(3)退院後、体力を回復させて社会(会社)復帰(1週間~2週間)
体力がある。
「そんなに仕事を休めない」と気合いが入っている。
「そんなに仕事を休めない」と気合いが入っている。
そういう人は1週間で働き始めるが、医師は2週間程度のリハビリ期間をおくことを勧めている。
手術入院のスケジュールを確保すると、下垂体についての書籍を手当たり次第、読み始める。
ところが「下垂体」だけでフルに一冊解説した本というのはないことを知った。
あったとしてもそれは、医療従事者向けの専門書。
大概は「脳のしくみ」「頭痛」といったテーマで一冊がまとめられていて、そのうち2ページ~4ページ程度が「下垂体」コーナー。
下垂体腺腫について触れている記述は微々たるものだ。
それに較べると、インターネット上に医療機関(脳外科医)が公開している記事は詳しい。
こんなにタダで何でも教えていいのか?と思うほど詳しい。
医療従事者というのは、私利私欲のない人たちなのか・・・
退院したあとで思うには、これらの情報はその医療機関のPRになっているのである。
そこに記してある「確からしい情報」「手術の高い技術」
これらをみて「手術はここにしよう」と思う人もいるだろう。
先に挙げた「基本的には手術をしてはいけません」という所見もその中にあったのだが、それを見た時点で気持ちが緩み始めた。
あれ?手術必須だと思っていたのに、この先生は「してはいけない」と言っているぞ。
ということは自分の場合も、投薬治療で様子を見ると言うことになるのだろうか。
紹介された大学病院の外来までの2週間
日増しに「手術」で盛り上がった気持ちは、油断と共にしぼんでいった。
堂下総合病院受診初日
交通機関を乗り継ぎ、風の日はビル風が吹きそうな路地を抜けて入口を探す。
これからこの病院とどんな関わりができるのか
もしも長いつきあいになるとしたら、今日目にした光景を長く記憶することだろう。
事前に問い合わせたところ、MRIを撮ってもらった病院からの紹介状を持っていても、初診の予約はできないということだった。
朝の受付開始と同時に受付を済ませて2時間後、ようやく順番が回ってきた。
手術は避けられませんね
ただ、3ヶ月先まで埋まっていて・・・
でも、ちょうどここだけ空いているんですけど
どうですか?
医師が「空いている」と言ったのは、およそ1ヶ月後
まさにその日程こそが、空けておいたスケジュールと1日もずれていない。
入室して1分以内
結論が早い
すかさず、こちらもほぼ日手帳を出して
既に空けてありますと即答して、手術日が決まった
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