マラソンのスタート直前に便利な「スタート袋」
遠くではスタートセレモニーの声が鳴り始めた。
待機エリアのスタートブロックにはスピーカーがなく、何を言っているかはわからない。
このあたりは、後方ブロックでも放送が聞こえる「長野マラソン」は一日の長がある。
8:00
スタートブロック締切のアナウンスはなかった。
節電のためmiCoach SMART RUNは、まだ電源を入れていない。
時間がわからない。
スタート20分前から聞くようにセットリストを組んでおいたウォークマンの音楽をスタートさせて、音量が適正かヘッドホンに耳を傾けた
どどどどどっ
けたたましい足音がして、前方に現れた奇妙な光景に目を見張る。
直角に横切る道を、先行するブロックのランナーが走っていく。
まだ、スタートしていないのになんで走ってるの?
推察するに、道路封鎖が遅すぎるのだ。
スタートぎりぎりまで車が走っている。
ようやく交通規制して、スタート会場の設営が始まる。
するともう、号砲は間近。
待機していたAブロックのランナーは、前が大きく空いているため、走らされてしまう。
これは歩いて移動できるよう、改善をお願いしたい。
怒濤のランニングで、Dブロックまでがスタートラインに詰め終わり、Eのバリケードが取り払われる。
すると、やはりみんな走り出す。
おいおい、どうして走るんだ ^^;)
でもすぐに前が詰まってしまい、みんな立ち止まる。
「スタート袋」を捨てるところはあるだろうか?
「スタート袋」とは、次のようなものが入っているレジ袋
・トイレに紙がなかった時のためのポケテ
・スタート30分前に摂るベスパプロ
・スタート直前に摂るジェル2つ
・グリップ給水ボトル(走り出す時は両手に持つ)
・レース用手袋
レースで走るウェアにはポケットがない
小物をたくさん持っていると、トイレで用を足すのが大変だった。
そこで考えついたのがこの袋
コンビニでサンドイッチとコーヒーを買った時にくれる程度のこぶりなレジ袋。
それに黒マジックで「スタート」と書いてある。
別に書かなくてもいいのだが、書いておかないと、荷物の中に入れておいたレジ袋を見て「これ、何に使うんだっけ?」と自分がわからなくなる。
コンビニでサンドイッチとコーヒーを買った時にくれる程度のこぶりなレジ袋。
それに黒マジックで「スタート」と書いてある。
別に書かなくてもいいのだが、書いておかないと、荷物の中に入れておいたレジ袋を見て「これ、何に使うんだっけ?」と自分がわからなくなる。
スタート直前ジェルを摂り終えて、レース用手袋をはめて、グリップ給水ボトルを両手に持つ。
最後に「スタート袋」をゴミ箱に捨てれば、いよいよスタートというわけだ。
ゴミ箱が見つかるよう、右端をキープしながら前進する。
すると、数カ所で大きなゴミ袋を持ったボランティアが待ち構えていた。
これは助かる。いいサービスだ。
去年の「長野マラソン」ではこれはなかった。
各地の大会では、これは取り入れてほしい。
去年のレースでは、この段階で後ろから抜いていくランナーに靴を踏まれた。
前を開けすぎないよう、かと言って後ろから靴を踏まれぬよう慎重に進む。
この時点で追い抜くような、バッド・マナーなランナーはほとんどいない。
駿府城のお堀を越えて、スタートラインに向けて右折する手前まできた。
すると、ここで大勢の割り込みだ!
監視員はいないし、ロープも張られていない。
割り込み自由の管理態勢
割り込んでいるランナーは、事前にここで割り込めることを知っているように見えた。
ここは整列ブロックからは遠く離れている。
割り込めるという確信がなければ、直接ここに来るわけがない。
恐らく去年もここで割り込むことができたのだろう。
静岡マラソンは日本陸連主催大会
運営は厳格。仮装は禁止されている。
割り込みは失格と聞いた。
2016年の第3回大会では、割り込む人たちのナンバーカードを記録して、公式記録から除外するという事前周知が必要なのではないか。
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