« 香港ポンプフューリーとお別れの日が来た。 | トップページ | パソコンスマホ入院環境 »

2015年8月 4日 (火)

香港ポンプの再販は1年早かった

「香港ポンプ」は1997年6月発売
同年11月にはファーストのイエローが初めて復刻
オリジナルを入手できなかったので、予約して購入した。
同年12月には「ジャッキー・チェン」モデル。
白ベースに黄色いポンプというカラーリング
ベロには「龍」の文字が入る
「ジャッキー・チェン」モデルは翌年4月にも、カラーリングを替えて2ndが出た。


2015年夏
ハレの日の靴を履きたい
久しぶりにそう思ったのだ
ここ数年、お出かけはいつも「履きやすい」ナイキフリーばかりを履いている。
少し、飾った気持ちで外へ出たい
そう思った時、靴ラックで「香港ポンプ」が
「俺だろう!」
と呼んでいた ^^;)




履くのは5年ぶりくらいか
履く前にアウトソールをチェック
ゴムが剥がれてくるのが、ポンプの見極め時だが、まだ剥がれていない。
大丈夫そうだ。
もし、途中でゴムが剥がれたとしても、靴自体が崩壊することはなさそうだ。
応急措置のガムテープは要らないだろう。


今となっては固いと思えるポンプの履き心地だが、歩いて・運転して、そういう基本動作には何ら問題ない。
ランニングで使うわけではないので、ポンプに空気を送る必要もない。
はじめのうちは、面白がって履く度に空気を注入した。
そうすると確かに足にアッパーが密着するのだが、それは歩くだけのことには不要なものだった。

なにごともなく無事帰宅
なんだ、まだ履けるじゃないか
この夏は、再びローテーションの谷間を埋めるくらいの存在にはなれるな
そうして右足のつま先で左脚のかかとを踏み、靴を脱ごうとした時だ

すぽっ

アッパー部分がミッドソール台座から抜けてしまった
あぁ、こうなるのか
やはり、アッパーとソールの接着が仕舞えていた。
購入して18年が経つ靴は、しばらく実用に供さぬ間にその生命を終えていたのだ。


2015年はポンプ発売20周年
とリーボックは謳うが、21年だと思う。
発売が1994年6月だったから、2015年5月までが「20周年イヤー」だったということか。
それを記念してポンプフューリー、フューリーロードが各色復刻された。

また、ポンプを使った新製品「ZPump Fusion」も発売された。
「ZPump Fusion」はポンプによく曲がるソールを履かせたランニングシューズ。
ポンプフューリーのポンプはベロ上にあるが、ZPump Fusionのそれは両足とも外側にある。
ポンプを押すとエアバッグが膨らみ、アッパーが足にぴたりと張り付くという点は歴代ポンプと同じ。
実勢価格:13,932円
ナイキフリーのような屈曲性の高いアウトソールを採用したことで、履き心地はよくなっているだろう。

ただし、ポンプで空気を注入してアッパーを足に密着させるという機能自体、ランニングには不要だ。
ランニングシューズに求められるのは、靴の中で足が遊ばないホールド。
ソールの型が足に合っていなければ、靴の中で足は安定しない。
それは、空気で密着させるくらいではごまかせない。


「香港ポンプ」とお別れした翌日、
しらべると2014年3月に「香港ポンプ」が17,640円で復刻されていた。
これがまさに今、発売されていれば、手を出したところだ。

| |

« 香港ポンプフューリーとお別れの日が来た。 | トップページ | パソコンスマホ入院環境 »

コレクター」カテゴリの記事