国勢調査 インターネット回答をやってみました 9月20日が締切です
9月10日、皆さんのご家庭に「インターネット回答の利用案内」が届いたと思います。
国勢調査員が戸別に手配りしているので、在宅していた方は説明を聞いたでしょうが、不在がちな人の場合(連絡メモ)が付いていたはずです。
国勢調査は5年に1度。
末尾が0の年は大調査、5の年は簡易調査ですから、2015年は簡易調査です。
前回2010年の大調査と今回の簡易調査の調査項目を比較したところ、大調査では以下の項目がありました。
■大調査だけにある項目
・5年前どこに住んでいたか
・住宅の建て方
・住宅の床面積
・教育状況
・仕事をした時間
・従業地・就学地までの交通手段
前回2010年国勢調査でも、東京都など一部の自治体はインターネット回答を受け付けました。
今回は初めて全国的に「インターネット回答=スマート回答を受け付けることになります。
「よし、僕も私もインターネットで回答するぞ!
10月1日まで封筒は大事に仕舞っておこう」
というのは誤りです。
インターネット回答(=スマート回答)期間は
2015年9月10日~9月20日のみ。
この期間を過ぎるとインターネット回答はできないのです。
9月26日~9月30日
インターネット回答がなかった世帯に対して、調査員が国勢調査調査書を戸別配布します。
これは10月1日以降、調査員が再訪問して回収です。
インターネット回答はこの次の日曜日、9月20日までです。
実際にやってみましたので、どのようなものだったかを記します。
▼指定されたウェブサイトにアクセス
QRコード読み込みでスマホでもできますが、けっこうページ数が多いので、パソコンがベターです。
▼「インターネット回答の利用案内」に入っている利用者情報に書いてあるID,パスワードでログイン
調査内容は以下の通りです。
氏名、性別、世帯主との続柄、出生年月、配偶者有無、国籍、住んでいる期間、世帯員の数、家計の収入の種類、住居の種類、過去1週間に仕事をしたか・従業地・就学地・勤めか自営か、勤め先の業種・名称・事業内容・本人の仕事の内容
家族が全員揃って和気あいあいと入力・・・
だったらいいのですが、お父さんまたはお母さんが家族全員分を入力する場合、いくつか事前確認が必要です。
必ずしも、世帯主が入力操作する必要はありません。
働いている同居者については「正規従業員」か「パートアルバイト」かを確認しておく。
フルタイムで働いていても、正社員でなければ[パートアルバイト]です。
(パートアルバイトの説明に「嘱託」が含まれている)
(パートアルバイトの説明に「嘱託」が含まれている)
子供が通学している学校の所在地は、学校名で検索。
Googleの場合「東京大学」のように学校名だけで検索すると、右ペインに住所を含む概要が出るので便利です。
「配偶者」の定義ですが、夫からみた妻。妻からみた夫、つまりお父さん、お母さんは配偶者です。
パート収入が多くて、扶養を外れた奥さんのような場合も[配偶者]にチェックします。
各画面ごとにはエラーチェックがなく、最後のチェック画面で不備項目が指摘され、そこにピンポイントで戻れます。
最後に、再入力(訂正用)パスワードを決めておくので、締切の9月20日24時までであれば、訂正することができます。
とりあえず「終了」まで進んでおいて、後で家族に確認して、誤っていれば訂正すればよいのです。
所要時間は20分ほどとアナウンスされています。
平均的にはその時間内でできる分量です。
ちなみにメールアドレス入力欄はありません。
従って、国勢調査を謳ったメールが届くことはありません。
→国勢調査
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