ベストカレンダーはNOLTYカレンダーC211
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ベストのカレンダーを考える 2
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社団法人日本能率協会が誕生したのは1942年(昭和17年)
産業現場の能率を高め、生産性を上げるという国策により設立された。
1949年
能率手帳誕生
1958年
日本能率手帳市販開始
*参考文献
「能率手帳の流儀-みずからの成長と人生の豊かさを求めて-」野口晴巳
1967年には川喜多二郎が考案した分析手法「KJ法」を普及させ、その後、企業人材研修を事業の柱の一つとしている。
1991年
株式会社日本能率協会マネジメントセンター設立
会社としては、このまま現在に至る。
1995年
能率カレンダー発売
その後「能率手帳」と並ぶ販売の2本柱に成長する。
2013年5月22日
NOLTYブランドを創設。商品の"能率"表記をやめた。
これに伴い、2014年版商品から表記が次のように変わった。
能率手帳→NOLTY
能率カレンダー→NOLTYカレンダー
2013年秋、買いに行ったC211(2014年版)にNOLTYという文字を見たときは、いったいなんの酔狂かと思ったものだ。
だがそれは、長年"能率"に親しんでいる側の意見。
スマホの普及、新興の強敵「ほぼ日手帳」の隆盛などにより、手帳の王座を明け渡した能率陣営としては、能率の名のままではもはや戦えないと判断したのだろう。
2015年現在、NOLTYのホームページを開くと、V6岡田准一を広告に起用しており、商品展開も女性向け手帳ブランド「PAGEM」を設けるなどバリエーション豊富。
イメージは今風になっている。
だが、店先でNOLTY(旧能率手帳)を手にとってみると、すぐにギブアップする。
いったい何種類あるのかわからないのだ。
一見して同じように見えるのに、それぞれ型番(4桁数字)が違う。
恐らくNOLTYの通には、何処がどう違うといったことが明快なのだろうが、一見の客にはわからない。
手帳は一旦使い始めたらずっと同じものを使うもの。
今年は「1503」だったけど、いまイチだったから来年は「1801」だというように、毎年ころころ変えるものではない。
ほぼ日手帳ならば、通常サイズは「オリジナル」大判は「カズン」というように、その差異は一目瞭然。
選びやすく、迷いが少ない。
さて、本題に戻ってC211
NOLTYカレンダーとなった2014年版より「シーズンカラータイプ」という副題が付いた。
季節毎に「1」「12」といった月表示の背景色が違う。
冬=ダークピンク
春=緑
夏=青
秋=かき色(オレンジとも言う)
2015年版は消費税増税(5→8%)に伴い660円+税表示となった。
(693円→713円へ20円の値上がり)
今回手にした2016年版
外装フィルムに「デザインリニューアル」と書いてある。
どこが変わったのか?
2015年版と並べてつぶさに見比べたが、違いは見あたらなかった。
「1年前にリニューアルしました」という意味なのだろうか。
価格は690円+税 本体価格で30円の値上げ。
8月11日(木)の欄には、2016年から始まる「山の日」が追加された。
2016年で、C211は13年め。
現時点でベストカレンダーと言える。
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