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2015年9月 5日 (土)

ひょうちゃんとケイちゃんの爆音会話始まる

「イヤホンがないよ」
「・・・」
「ケイちゃんイヤホン!」
「いい天気ねぇ」
「聞こえないの?イヤホンだよ」
「はっ?」
「い・や・ほ・ん」
「え、なにっ?ひょうちゃん」

耳の遠い奥さんケイちゃんに聞こえるように話す旦那ひょうちゃん。
自分の声も聞こえないから、自分の声が大きいことに気づかないケイちゃん
この二人の"爆音会話"には、これからの2週間ずっと悩まされることになるのだが、この時はただ開いた口がふさがらなかった。


病衣レンタルを申し込んでおいたので、パジャマを使うことができる。
病衣は事前に[甚兵衛][浴衣][パジャマ]のいずれかを希望するが、治療状況に応じて、自由にどれを使ってもかまわない。
所定の収納棚に病衣、タオル、おしぼりが整然と並んでいて、申し込んだ患者自身(あるいは家族)が取りに行く。
収納棚の前には、警備員が立っていて申込み者かどうか、患者タグで確認する・・・
ということは一切なくて、特にチェックはない。

病衣は週3回(2日に1度)の交換が目安。
バスタオルは入浴時、おしぼりは食事毎。
急に必要が生じた場合、この限りではなく自由にお使いくださいということが説明されている。

手術前なので検査や問診があることも想定して、甚兵衛を着ることにした。


部屋に戻ると"爆音会話"はまだ続いている。
「うるさい!」と叫ぶのは大人げないし、看護師さんに言いつけるのも違う気がする。
ここは自衛するしかない。
以前、同僚の独り言がうるさかった時に買った耳栓を持ってきていた。
でもダメだ。耳栓を通り越して爆音が鼓膜を襲う。


ウォークマンを取り出してヘッドホンをかけ、入院直前に買った「REFLECTION」をON。
いつものボリューム[10]では、爆音に負ける。
今、流行のノイズキャンセルヘッドホンが必要だった。
現代人は「ためいき」「舌打ち」「携帯会話」など、心が弱くなった人の呻きで溢れている。
それを聞きたくない人たちに、ノイズキャンセルヘッドホンが売れているのだろう。
結局ボリューム[15]まで上げることでようやく、桜井和寿の歌声がひょうちゃん・ケイちゃん連合軍に打ち勝つことができた。


シャワーの利用はどうなっているのだろう。
昨日は家で風呂に入ってきたから今日はいいのだが、明日はシャワーを浴びたい。
それについては誰も言及してくれなかった。


入院2日め
昨日は21時に寝た。
テレビは見ないし、本を読むには暗い。
寝る以外、何もすることがないのだ。
早く寝ると朝までが長い。
なぜ長さを感じるかというと、隣のひょうちゃんのナースコールで何度も起きたからだ。
夜中にすぐとなりで誰かが大声で叫ぶという環境に、まだ慣れていない。

「おはようございます」
看護師がやってきた。
時計を見ると 7:00
6:00 病室に灯りが点灯する。
起床時間は特に決められていないが、検温や食前の体重測定などがあり、7:00には誰かが起こしに来るのだ。

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