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2015年9月17日 (木)

どう読むかが難しい「Starting Over」聴衆の反応

27.innocent world(Atomic Heart)

リボンがアリーナ席に撒かれた。
サザン「おいしい葡萄の旅」ではスタンド最前列だったため、係員が配るのをもらうことができた。
さすがに2階席ではゲットできず。
ネットで画像検索すると「Mr.children Stadium Tour 2015 未完」という文字が入っていた。
記念に1本欲しかったなぁ・・

アリーナ席では、続々と帰り始める人々。
こんないいところなのに、もったいない。


♪果てしなくつづくinnocent world
声を限りに歌う
ファンの誰もが手を突き上げて
ここで幸せは最高潮に達した。


28.Starting Over(REFLECTION)

すたーてぃんごーばーっ!
桜井が絶叫して演奏が始まった時、あぁ終わってしまうんだなと言う感慨が去来した。
でもすぐに切り替える。目の前の一分に集中しなければ。

♪何かが終わりまた何かが始まるんだ

桜井和寿がこの曲を苦行の中から編み出していくドラマをNHKで見たことが「REFLECTION」を買った理由だった。
デビュー当時から歩いてきた道を捨て、靴を履き替えて新たな道を踏み出したMr.children。
その決意の曲だけに聴衆の反応は・・・

あれ?スタンドは誰も手を突き上げていない。
なんでだろう
(アリーナは暗くてよく見えない)
呆然として聞き入っているのかとも思ったが、どちらかというと「よく知らない曲」に対する反応に見えた。

♪きっときっと
声を振り絞って桜井和寿が謳い終えた。
あぁ終わったんだ

さぁ次のMr.children参戦はいつ?という感情はない。
何かが終わり何かが始まる
それは何か、まだこの時点ではわかっていない。
でもそれは、見つけようとしなければ見つからないものだろう。

日々訪れる受動的なニュースと環境。
そんなことではない、自分が見つけなければたどり着けないもの。
いやもう実は自分にはよくわかっているんだけれど、向き合うことを恐れているもの。
きっと、そういうものだ。


帰路を急ぐアリーナの人々。
Starting overの終わり頃はアリの行列のように一本の線になっていた。
桜井和寿に敬意を表して最後まで見届けるのが筋ってものだ。


20:32 終演

69,000人もの人が一斉に駅を目指すのは危険なので、規制退出が行われる。
まずはスタンドから。
でもアリーナ席で退出している人は多い。
8割がたの人は主宰者の意向に賛同して、着席して待っている。
こういう人々を俯瞰していて、とても安らかな気持ちになった。
ここには日頃、目を覆うようなマナー違反、ジコチューがない。

Mr.childrenファンの誰もが良心的な人ということではないだろう。
ここに居てマナーを守る人も明日、山手線のホームではスマホを見ながらゆっくり降車して、乗車待ちをしている人を「いらっ」とさせる人だって居るだろう。
だが少なくとも、Mr.childrenとファンが醸成した「気」が流れるここは、別格の場所だ。


「お待たせしました。アリーナ席118列以降の方はご退出ください」
そのアナウンスが流れるのを見ながらスタンドを後にした。
帰りは新横浜駅方面へ。
東ゲートの目の前が新横浜駅方面への順路だからだ。

リボンを複数持っている人がいたら「一本もらえませんか?」と言いたかったが、もうカバンに仕舞った後なのか。
あるいは今この辺りを歩いている人の大半がスタンド席だったのか、見かけなかった。

駅へ向かう人々、圧倒的に青いミカンTシャツが多い。
カラオケボックスの前では「青いミカンTシャツオフ」かっ!と思うほどの人だかり。
遅い夕飯をとろうにも、どこも混んでそうだったので、崎陽軒の真空パックを買って帰った。


翌日は日曜日。
祭りの後の寂しさ
あいにくのどしゃ降り。
予習に使ったプレイリストを繰り返して聴いている。
これから先、時が経つにつれてこの感動は薄れていくだろう。
だが、このアルバムを聴いた時、あの日のこと思い出して、いつも幸せになれるかもしれない。

僕の黄色い未完Tシャツは、ライブから5日後に届いた。
ウェブサイト上のサイズ表記が大きめに見えたので「S」を買ったのだが、ぱっつんぱっつん。心理状態によっては、乳首が浮き出てしまうほどだ。
これで、来年の夏は太れなくなった。

(おわり)


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