原辰徳、公式戦最後の采配
10.4をもって巨人はセリーグ日程を終了。
原辰徳監督は今季限りで退任が濃厚であり、これが公式戦最後の指揮となるだろう。
何を言ってるの、クライマックスだって公式戦でしょ?
とツッコミが入るかも知れないが、しらべるはあれを秋の余興(エキジビション)と位置づけている。
競技ではなく、商売に軸足を置いた酔狂なレギュレーション。
2位や3位から勝ち上がって、日本シリーズで4つ勝ったら「日本一」と言い張る人もいる。
NPBの中に身を置く人では、あの制度を一時的にでも非難したのは評論家当時の落合博満くらいだ。
それも監督に就任してからは封印した。
組織の中にいる人は、内部を批判できない。
外部にいるファンこそが、自由に真実と信じることが言える。
それでも「下克上」などと言う人には、言わせておくしかない。
この日は来場者全員にアンダーアーマーロゴが入ったオレンジユニフォームが配られた。
これは当初の予定になかった企画で、9月1日富山での中止が振替になり、最終戦に組み入れられた時点で発表された。
2012年より始まった「橙魂」は今年で4シーズンめ。
いつもならば、選手も上半身オレンジユニフォームを着用するのだが、この日、選手は通常の白いユニフォームを着用した。
つまり「橙魂」の冠ではない、単なるユニフォーム特典付き試合だったのである。
スタンドはオレンジ一色、グラウンドは白ユニ。
これは初めてのことだ。
オレンジユニフォームは全ゲートで配られるので、緑のユニフォームで陣取る「ビジター応援席」のヤクルト・ファンにも配られたはず。
しかし、誰も着ていない・・
いや、中段に着ている人がいるぞ!
ヨコ一列10人ほど、オレンジ・ユニフォームらしき集団。
巨人ファンがチケットを取って乱入したのだろうか?
10人ヨコ一列のチケットなんて、取れたっけ?
これは帰宅して、録画を見て謎が解けた。
オレンジに見えたのは「swallows」の赤いユニフォームを着た一団。
応援旗のポールを持っているところをみると、応援団のユニフォームなのだろう。
紛らわしい。
10.4 原辰徳の最終采配は、消化試合然としたものだった。
巨人ファンがチケットを取って乱入したのだろうか?
10人ヨコ一列のチケットなんて、取れたっけ?
これは帰宅して、録画を見て謎が解けた。
オレンジに見えたのは「swallows」の赤いユニフォームを着た一団。
応援旗のポールを持っているところをみると、応援団のユニフォームなのだろう。
紛らわしい。
10.4 原辰徳の最終采配は、消化試合然としたものだった。
送りバントは投手の内海が1度だけ(失敗)
盗塁なし
(カウント3-2からのオートスタートのみ)
ヒットエンドランもなければ、当然スクイズもない。
もしかすると、長野久義には「ホームラン」のサインが出ていたのかも知れない。
3回裏の攻撃、2点を先取したが、それだけでは心許ない。
ここで長野久義が打ち上げた打球は、高い放物線を描き、ライトフライ?いや、けっこう伸びてるぞ!と思ったところで前の兄ちゃんが立ち上がって肝心なところが見えなかった。
兄ちゃんの腰のヨコから、前方を確認するとボールは外野を転々としている。
長野は二塁ベースあたりで立ち止まっている。
それを審判が「ホームランだ」と走るよう促す。
不審げに走り出す長野。
彼は視力がよいのだろう。
ライトの雄平とセンターの上田が首をかしげている。
しかし、真中監督はビデオ判定を要求しなかった。
消化試合だからだろう。
帰宅して録画をみる限り、ボールはフェンスよりやや奥に設置された黄色いバーの下にあるネットで跳ね返っている。
東京ドームのルールではホームランではなく、インプレーだ。
これがもし、優勝がかかった試合ならば、ビデオ判定の結果、巨人の得点は1~2点少なかったはずだ。
試合中、バックスクリーン右側には、試合終了後「シーズン終了セレモニー開催」と告知されていた。
それよりも不思議だったのは、日テレで19時から放送するテレビ番組のCMも表示されていたことだ。
いったい、誰が見るのだろう。
わんせぐかっ
98打点でゲームに臨んでいたヤクルト山田に対して、走者1人置いた打席で高めのストレートを投げ込んだ宮國椋丞には、目を疑った。
イイ球はあるものの精度が低い。
今の彼は"待ってくる"セリーグよりも"打ってくる"パリーグ向きの投手だ。
背負っている番号が「30」なだけに、今シーズンオフ、パリーグへのトレードがあるかも知れないと推測する。
10-2の快勝
相手が石川ならば、タオルを振る回数は数えるほどだっただろう。
しかも、球場に着いてからオレンジタオルを忘れたことに気づいた。
ポケットに入っていたハンカチを振ろうとしたが、白いハンカチだったので、そのまま仕舞った。
ポケットに入っていたハンカチを振ろうとしたが、白いハンカチだったので、そのまま仕舞った。
消化試合とはいえ、縁起が悪いからだ。
結局、得点後だけで8度、くるくると手を回した。
これじゃ、チェッカーズ「涙のリクエスト」である。
結局、得点後だけで8度、くるくると手を回した。
これじゃ、チェッカーズ「涙のリクエスト」である。
いつもならば、巨人勝利の後に行われるヒーローインタビューはなし。
選手がマウンド周辺に整列する。
まだ、原辰徳退任が発表されたわけではない。
「なにか、言うんじゃないか?」
と固唾を呑むファンをよそに、
「日本一に向かって戦って往きましょう」
という優等生発言に終始した。
という優等生発言に終始した。
というのは、帰宅後に録画で知った。
その頃、セレモニー終了10分後まで発売すると告知されていたCS1stステージのチケット売場にいたからだ。
チケットサイトやローソンチケットでは、既に完売しているチケットだが、球場枠を買うことができた。
球場に足を運んだ人が受ける恩恵として、この販売枠は大事にしてもらいたいと思う。
なにせネットやコンビニのチケットは、やたら手数料がついて高い。
ここで買えば、額面通りである。
つづく
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