第3回多摩川季節のめぐみマラソン開催
2015年11月7日(土)
第3回多摩川季節のめぐみマラソンが開催される。
最長距離競技はハーフマラソン。
2013年に第1回が行われ、初回から600人を集め、一気に人気大会となった。
なぜかと言えば、この地域では秋にハーフマラソンがなかったからである。
第1回、第2回は10月の第1土曜開催だったが、第3回は11月の第1土曜日に移動した。
その原因を読み解くヒントは過去2回の天候にある。
第1回の天候は概ね「雨」
気温17度
第2回は晴れ
気温は24度
河口に向けて吹く川崎の風は、どの季節でも変わらない。
ただ、その週は天気がよくないのである。
年を追う毎に温暖化が進む地球において、マラソン大会を開催できる季節はどんどん短くなっている。
従来ならば、5月から9月のトラックシーズンを外せば、10月から4月はどこでもマラソンに好適なシーズンだった。
だがここ数年は状況が変わってきている。
3月、4月、9月、10月の大会が猛暑の辛いレースとなるケースが増えているのである。
昨年の第2回、暑さ以上にランナーを苦しめたのは「虫」だった。
帰還したトップランナーの顔から身体にかけて、黒い斑点がついていて、はじめはなんだかわからなかった。
暑かったでしょ?
と声をかけたランナーから「暑いのもそうだけど、虫が口に入って大変だった」という話が出て、ようやくそれが無数の虫だとわかったのだった。
今年も同じ時期に開催すれば、ランナーが虫の襲撃に遭う確率は高かった。
1ヶ月、後ろ倒しにしたのは賢明だ。
■受付:当日にナンバーカード(前1枚)受け取り。
■スタート/ゴール:古市場陸上競技場
212-0052 神奈川県川崎市幸区古市場
■コース:多摩川西岸(川崎側)を2往復する1ウェイコース
■タイム計測あり。記録証あり(ゴール後手渡し)
■スケジュール
2015年11月7日(土)
8時30分~受付
10時5分スタート(第2回より10分遅いスタート)
去年との規程の変更点は制限時間。
前回までの2時間30分→3時間となった。
ただし、過去2回も2時間30分で打ち切り撤収となったわけではない。
以前から実質3時間程度の制限時間だったのである。
それを明文化して追認したということだ。
ただし関門として、1周終了2時間20分を超えて2周めに入れないというルールができた。
しかし、もしも2時間19分で2周めに突入するランナーが本当にいたとしたら、そのゴールは3時間では済まない。
前回から1,000人になった定員は、2年続けていっぱいになった模様。
参加費は前回同様、ハーフとしては強気な3,990円。
この大会名称にある「季節のめぐみ」は、参加賞が野菜・果物であるところに因んでいる。
Tシャツやタオルと言った参加賞と較べて、かなり重い荷物になるが、とても新鮮で美味しいものなので、参加者には楽しみにしてもらいたい。
(マラソン講座は主宰者とは関係ありませんよ)
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