しらべるが選ぶ2015年の5大ニュース
今年もいよいよ押し迫りましたね。
皆さんにとって今年はいい年、それとも散々な年?
いずれにせよ、時間は未来から過去に流れています。
目の前に迫った来年を見据えて行きましょう。
その前に、今年も恒例の5大ニュースを選び過去を清算しておきたいと思います。
第5位
セリーグ全球団負け越し
2015年6月16日
交流戦終了 パリーグ 61勝44敗3分 セリーグ
7月3日
勝率5割だった阪神、ヤクルトが共に敗れたため、NPB史上初めて、セリーグ全球団が勝率5割を切った。
7月4日
阪神が勝率5割に戻し、全球団借金状態は1日で終わった
7月21日
首位巨人が敗れて借金1となり、再び全球団が5割を切った。
勝 | 負 | ゲーム差 | |
---|---|---|---|
巨人 | 43 | 44 | - |
ヤクルト | 42 | 43 | - |
阪神 | 42 | 43 | - |
DeNA | 42 | 44 | 0.5 |
広島 | 39 | 43 | 1.5 |
中日 | 38 | 46 | 3.5 |
7月22日
阪神、ヤクルトが勝率5割に戻し、今回もまた全球団借金状態は1日で終わった。
全球団負け越しは上記の2回、2日間でした。
交流戦が始まって以来、セリーグが弱いことはばれていて、セリーグ球団から優勝が出たのは2012年、2014年の2度きり(いずれも巨人)
2015年にはチームとしての「交流戦優勝」というタイトル自体がなくなりました。
交流戦は2005年に1チームあたり36試合でスタート。
2007年には1チーム24試合に削減。
そして2015年は、当初の半分18試合となりました。
それでも、この体たらく。
当初の36試合でやっていたら、セリーグ優勝チームが「負け越し優勝」という悲惨な結果になっていたかも知れません。
セリーグ各球団は、そろそろ止めたいと思い始めているのではないでしょうか。
第4位
樋渡啓祐 前武雄市長が、佐賀県知事選で落選
樋渡啓祐はかつて武雄を立て直した政治家。
CCC(TSUTAYA)が運営する武雄市図書館を成功させた人物として知られている。
1969年11月18日
佐賀県武雄市生まれ
1993年
東京大学卒業
総務庁(現:総務省)入職
1996年
失言により左遷。沖縄開発庁(現:内閣府)出向
1997年12月
沖縄県での実績を買われて要職に復帰。内閣官房主査
2003年4月
志願して大阪府高槻市へ出向
2005年12月
総務省辞職
2006年4月
武雄市長に初めて立候補して当選。当時、最年少市長だった。
2008年1月
著書「力強い地方づくりのための、あえて力弱い戦略論 」出版
2008年12月
武雄市民病院の民間委譲を巡り、辞職して民意を問う。再選。
2010年4月
武雄市長再選
2010年12月
著書「首長パンチ」
沖縄開発庁時代から市民病院を巡る出直し選挙までの「打たれ強さ」が描かれている。
2013年4月
武雄市立図書館の運営をCCCに委託。武雄市図書館としてオープン。
2014年
5月、著書「沸騰!図書館」出版
8月、著書「反省しない」出版
2014年暮れの総選挙で、トンボメガネの古川康 前知事が衆議院へ転身したため、2015年1月11日に佐賀県知事選が行われた。
樋渡啓祐は武雄市長を辞して立候補。落選した。
畏怖の念を抱くほどの打たれ強さで、既得権と戦ってきた政治家が敗れたことは意外だった。
革新的な政治家が敗れる時「実は行政の運用がずさんである」と言った裏話がまことしやかに語られることがあるが、樋渡啓祐について、それは当たらない。
捲土重来を期待したい。
できれば、従来通り、ツィッターアカウントで気ままな発言をしながら。
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