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2015年12月11日 (金)

CWC2015 FCバルセロナをおっかける 後編

12月17日<木>
CWC2015準決勝
FCバルセロナ 対 一回戦勝者 日産スタジアム

クラブは夕方、ホテルを出て会場に入る。
試合後は、終了から1時間~1時間半後にホテルに戻る。
準決勝が快勝だった場合、選手は機嫌が良く、来日期間中ではもっともフレンドリーという状況になるかも知れない。



追っかけのファンはこの日を境に激増する。
まずはバルセロニスタの参加。
準決勝、決勝のチケットをとってくる地方の人が参戦する。
そして、来日している情報が電波とネットで拡散する。
するとサッカーファンでもないのに、そこに行けばメッシのサインがもらえると思うような人もやってくるのだ。


早くからホテルに張り付いて待つ場合、ホテルのスタッフとの信頼関係が大切だ。
ホテル側にしれみれば、お金を落としてくれないファンが入口を塞ぐことは歓迎できないはず。
それでも、ファンの心を思いやり、規制線をつくり選手とファンの交流ゾーンを設けてくれる。

まれにホテル内に潜入して、選手をおっかけるファンがいて、ホテル側も神経を尖らせている。
そういうことがないよう、ホテル側の信頼に応えなければならない。


15日<金>
オフ
選手たちお待ちかねの買い物日。
秋葉原の電気店へ繰り出すと思われる。
量的な爆買いということはないが、ある程度大枚をはたくはずだ。

ちなみにチームは外出時も正装つまりクラブのユニフォーム着用が義務づけられている。
これはバルセロナに居る時も、六本木に来る時も同様である。


16日<土>
練習
会場は日産スタジアム
決勝前日の選手は緊張感が高く、レギュラークラスはほとんどファンと接触しないと思った方がよい。
その分、コーチ、控え選手、帯同した若手がサインに応じてくれることがある。


17日<日>
決勝 日産スタジアム
恐らく、これを読んでいる皆さんはスタジアムで応援しているでしょうから、追っかけてる場合ではないはず。

18日<月>
スペインに帰国


最後に、追っかけでサインをもらうためのポイントをまとめておきます。

お目当ての選手にサインをもらうならば、マーキングしたユニフォームは必須アイテムです。
選手はバスを降りて遠目に「あのあたりに行こう」と目星をつけてきます。
ベストなのは同じ選手のマーキングユニフォームを持っている人で固まることです。
準レギュラークラスならば「おっあそこにオレのファンが固まってるぞ」と吸い寄せられてきます。

サイン帳やトレーディングカードをかざしていると敬遠されるでしょう。
メッシやネイマールにサインをもらうのは至難の業。
警備も特別にマークが厳しいです。
なにか、彼らが思わず目を丸くするような工夫をするとよいでしょう。


絶対にしてはいけないのは、規制線を崩して殺到すること。
そうなると、警備員が一斉にバリケードを張って、選手をスルーさせます。
自分は自業自得ですが、そのあとにも長い時間並んで待っていた仲間がいることを忘れてはいけません。
数人の不届き者のせいで、周りのファンを悲しませることがないよう心がけましょう。

サインがもらえた後、マジックペンを持っていない人がいたら貸してあげましょう。
(モッタに「おまえのマジック、となりのおばさんに貸してやれよ」と怒られたことがある)

バルセロニスタの皆さんにとって、最良のCWCウィークになることを、心よりお祈りしています。


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