メールを一晩寝かす?
「メールは出す前に、ひと晩寝かせる」
と村上春樹が言っています。
今回、この記事を書くにあたり、原稿を一晩寝かしてみたのです。
と村上春樹が言っています。
今回、この記事を書くにあたり、原稿を一晩寝かしてみたのです。
そして今、読み返してみて、あぁ、ここは主語が足りない。
読み手は情景をイメージしづらいだろうから、説明を付け加えよう・・
といったことを加筆しました。
確かに、文章を寝かすことは、わかりやすい文章を書くには効果的です。
ただ「メールを一晩寝かす」と言われる、その意味するところは「夜は感情が昂ぶっているから、書いたメールをそのまま出さない方がいい」ということです。
今回、一晩寝かしてみて、感情が入り過ぎているから、トーンダウンさせる(削る)といった部分はありませんでした。ただ、面白可笑しくするため、加筆すると言うことはどんどん出てきますね。
さて、そんなこんなで、一晩寝かせたのはこんなお話です。
僕は「関西弁」や「べらんめぇ言葉」を使う人が苦手です。
別に大阪府出身の人や、下町生まれの江戸っ子が苦手という意味ではありません。
仕事の場面において、プレゼンや説明に立った人に、こういう人が増えていると思うのです。
「説明が抜けてんじゃねーのか」
(抜けているのではないか)
というような言い方です。わかりますか?
投影されたパワポには「説明不足」と書いてあるので、これは語り手の個性を強調する言い回しということです。
そういう人は「べらんめぇ調」を重役相手には使いません。
そういう人は「べらんめぇ調」を重役相手には使いません。
聴衆が皆、格下だとわかっている時に限り、江戸っ子が憑依するのです。
聞くところによれば、生まれも育ちも江戸っ子ではないようです。
寿司も食わせてくれません ←翌日書き足した
守護霊が江戸っ子なのかどうかは、霊視能力がないのでわかりません。
守護霊が江戸っ子なのかどうかは、霊視能力がないのでわかりません。
関西人が憑依する人は、その10倍はいます。
パワポでプレゼンをしていたかと思うと、突然に
「どないせ~っちゅーねん」
(どうすればいいんでしょうね)
「どないやねん」
(おかしくないでしょうかね)
自分で立てた仮説に対して、お笑い芸人になって、ツッコミが始まるのです。
あなたの周りにも居るのではないでしょうか。
「これって問題ありますよね!」
「どないせ~っちゅーねん」
「これって問題ありますよね!」
「どないせ~っちゅーねん」
大阪出身でもないのに、自分で自分に関西弁でツッコミながらプレゼンする阿呆。
このような崩した言葉、おちゃらけた態度が、いかに下品でビジネスにそぐわないか。
聴衆がどれだけ、心で冷笑しているか。
本人は気づいていません。
自分から幽体離脱して、自分を冷静に見ることができていないのです。
自分から幽体離脱して、自分を冷静に見ることができていないのです。
自分を客観的、冷静に見ることができないということは、正しい方向に成長できないということです。
「どうだい?オレってビッグだよね」という顔をして「優秀なオレをもっと使い倒してください」
「褒められて育つタイプです」と懐こうとする。
でも、方向が間違っているので、周囲の心はどんどん離れて往きます。
話がうけないから、またさらに「べらんめぇ」で自分を江戸親分に祀ったり、リアクション芸人になって興を引く。
従って「べらんめぇ」と「関西弁」を使う人は、上昇指向が強いけれど、選ばれ損ねている人に多い気がします。
選ばれし品のある人は、こんなこと言いませんから。
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