« フリーゲージトレインを待つ在来線のロングレール | トップページ | カラオケボックスの不思議な料金体系 »

2016年2月21日 (日)

東京マラソンまで1週間 レースで持つ給食>候補品

いよいよ東京マラソン2016まで、あと1週間。
当選された皆さん、おめでとうございます。

先日、ランニングショップに買い物に出かけた日のことです。
僕は「板橋Cityマラソン2016」で使う補給食を買いに来ていました。

そこには新製品「Mag-on」を試食販売するスタッフが2人。
恐らく製造元タテホの社員なのでしょう。

「東京マラソンですか?」
いや、僕は板橋です。

この質問、1月から2月のこの時期、東京で「マラソンをやっている」人は、うんざりするほど聞かれます。
マラソンをしない一般人にすれば、マラソンをやっている人に「東京マラソン走るんですか?」と話しかけるのは、一般人どうしで「暑くなったり寒くなったり、年寄りには堪えますね」という会話をするようなものなのです。


試食してみて、さほど粘度も高くないので、Mag-onを2つ買うことにしました。
するとそこに、別のランナーがやってきました。

タテホ社員、やはり同じ質問です。
「東京マラソンですか?」
いや、僕は板橋です。

思わず、吹き出してしまいました。
でも彼には、そこから先がありました。

「東京マラソンは6回つづけて外れました。あれはムリです。特に東京都民にとっては」

すると、タテホ社員「こちらの方も板橋ですよ」と2人を取り持ちます。
すかさず「僕は外れたんじゃないですよ」と弁解しました。

なぜ東京都民にとってムリなのかは分かりません。
抽選するコンピュータープログラムに「郵便番号=東京都内ならば、当選確率を下げる」という一文が入っているのかな?
でもそこは特に興味もないので、つっこみませんでした。


前置きが長くなりましたが、外れた人にとっては「走れるだけでも幸せ」な大会。
きっと皆さんも、今頃、当日の情景を思い浮かべて舞い上がって・・いや、にんまりしていることでしょう。
(僕が当たった時、そうでしたから)


まさか、4時間以上かかる方で、ウェストポーチも持たず、給食を用意していない方はいないと思います。
そんなことをしたら、品川あたりで早くも失速すると思います。
(僕が走った時、そうでしたから)

そこで今回、レース用の給食として購入した品をご紹介します。
給食を自分で持つようにしたのは、東京マラソンで失敗した翌年の「長野マラソン」からで、今年は7年め。
銘柄選びも、落ち着いてきました。




■スタート前 50分
VESPA PRO
実売価格:700円+税
VESPA PROは2006年2月から値動きがありません。
これは、脂肪から優先的に使うための飲料。
初マラソンから毎回摂っています。


■スタート直前 ジェル2つ
HONEY STINGER GINSTING 250円+税
PowerGel グリーンアップル 250円+税
去年の静岡マラソンでは、HONEY STINGERのGINSTINGとGOLDを2本摂って胸焼けが大変でした。今回は1つをあっさりしているPowerGelに戻しました。


■5km、15km、25km、35km 4回の給食
Mag-on グレープフルーツ、梅 各1 280円+税
ショッツ・エナジージェルカプチーノ、コーラバニラ各1 240円+税

「ショッツ」は胸焼けがキツイのですが「カフェイン入りジェルは覚醒する」と自分に言い聞かせて摂っています。


■中間点過ぎ
塩熱サプリ(タブレット)
ショップ店員さんによると、かみ砕いて食べられるのこと。今回初使用です。
いつも「グリップ給水ボトル」にレプレニッシュを持参しているのですが、それが終わったあとに摂ろうと思います。


2016年1月の「大阪国際女子」で優勝した福士加代子が、レース後に「お腹いっぱい」と言っていましたよね。
途中でバナナやおにぎりを食べていたわけでもないのに、変なことを言うなと思った方がいるかも知れません。
あれは、スペシャルドリンクに「給食ジェル」が入っているためです。


上記の品を全部揃えて2,500円ほど。
決して安くない買い物ですが、マラソンを快適に走るために準備して、いいレースにしてください。


| |

« フリーゲージトレインを待つ在来線のロングレール | トップページ | カラオケボックスの不思議な料金体系 »

マラソン」カテゴリの記事