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2016年2月26日 (金)

東京マラソンで「いい思い出」を作るために

東京マラソンまであと2日
繰り返しになりますが、東京マラソンに出場される皆さん、おめでとうございます。
思い出に残るレースになることをお祈りします。

ただしそれが「よい思い出」なのか、それとも「苦い思い出」なのかは、人によって分かれます。
僕の場合、まだ出場は一度だけですが、東京マラソンは「苦い思い出」の大会です。
それは、給食の失敗でした。



レース直前に買出に行った、都内で有名なランニング専門チェーン店でのことです。

僕はレース中に栄養を摂れるものを買おうと思い、店員さんにどのようなものがよいか?を相談したのです。
僕はスポーツジェルを3つ、ウェストポーチに入れるつもりだと言いました。

すると、店員さんは「ベスパハイパーを3つ入れていくという手もありますよ」と勧めてきたのです。
結果的にはこれが誤り。
あとで考えてみれば「ベスパ」は体内にある脂肪を優先的にエネルギーとして使用するための飲料であり、体外から新たな栄養をとりこむものではありません。
ベスパはレース開始60分~30分前に一度摂ればよいのです。

この誤りに気づかず、スタートした僕は「銀座」にさしかかった当たりから、意識が薄れていくのを感じました。
浅草寺に着く頃はもうへろへろ。
「眠りたい。そうだ寝て走ろう」
と真剣に目を閉じそうになったのです。

いわゆる、ハンガーノックです。
恐らくそのままでは、ゴールもままならなかったでしょうが、浅草から銀座に戻る途中「私設エイド」の女性がくれたチョコ1粒で、意識が戻ったのでした。


マラソンは食べながら走るスポーツです。
素人にとっては、その食べ物を自分で持って走るスポーツです。


あと2日の食事も、カラダが喜ぶ範囲まで「ちょっと多いかな」というくらいの量を食べてください。
カラダが軽い方がマラソンには有利ですが、減量はレース3日前までの話。
あと2日は1~2kg体重が増えてでも、きちんと食べなければ、当日、力が出ません。




ここで、東京マラソンで「いい思い出」を作るためのアドバイスが1つあります。

サングラスはやめましょう。

日差しが目から入ると脳が疲れるので、サングラスをした方が有利であることは、わかりきっています。
しかし、東京マラソンは沿道100万人の観衆と交流する大会です。


ここ数年、サングラスをかけて走るようになってから、沿道の方と心が通わないなと感じています。
目と目が合う人と、サングラスをかけていて何処を見ているかわからない人。
どちらが共感できるか、言うまでもないですよね。

サングラスをかけて、目を三角にして走るのは他の大会でやればよいです。
日本一の応援が受けられる東京マラソンでは、サングラスはやめましょう。
沿道の方と心を通わせながら走ることで、この大会は「いい思い出」ができるのです。

ちなみに、音楽を聴くことはなにも問題ありません。
音楽は沿道には聞こえないからです。
音楽を聴いていても、沿道の声はあなたには聞こえます。
音楽を聴いているランナーをみて「態度が悪いヤツ」と思う人はいないと思います。


明日はこの期に及んで
「5分読むだけで10分速くなる方法」
をお話しします。


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