明日は第2回「横浜マラソン」
明日は第2回「横浜マラソン」です。
「横浜マラソン」は全国の政令市では最後発の大型マラソン。
老舗の「北海道」2007年から始まりマラソンブームを牽引した「東京」
これに倣った「大阪」「神戸」「ナゴヤ」「京都」「熊本城」「北九州」
これらの大会が参加費10,000円でヨコ並びだったのに対して、最後発の「横浜」は一気に15,000円でスタート。
この参加費はもちろん日本一の高さです。
さて前回の第1回は、残念ながら距離不足のため記録は非公認扱いとなりました。
理由はコース中に高速道路があったこと。
規則では自転車で走行して計測するのですが、高速道路は事前に走ることができません。
当日、スタート前に交通規制してから計測したところ、距離不足が判明したのでした。
今回距離は修正されましたが、日本陸連公認申請をしていないため、陸連公認記録をとることはできません。
ただ、陸連登録していないランナーにとって「そんなの関係ない!」ことなので、距離が規定を満たしていれば、一点の曇りもなく「完走」と胸を張れるでしょう。
「最後発だから特色を出そう」ということなのか、値段がよそより5,000円高い分、独自色を打ち出す必要があるのかはわかりませんが、この大会は「ラッキー給食」「パフォーマンス給食」といった他にはない趣向を凝らしています。
この大会を走るランナーにとって、最大の楽しみはラスト5kmです。
それまでは、あまり人が住んで居ない所を走るので応援が少ないのです。
ところがラスト5km「ポートタワー」を左にみるあたりからは、一気に沿道の観客が増えます。
そこが観光地だからです。
ここから横浜市街地を経て、海沿いに出て「赤レンガ倉庫」を右に見て、パシフィコにゴール。
ここはどんなランナーもヒーロー気分が味わえます。
観光地ゆえ40kmあたりでは「ランナーパス」が行われます。
これは、みなとみらいエリアに渡りたい観光客を横断させるための措置。
プロのマラソン大会ではあり得ないことですが、市民マラソンですから地元商業に与える影響を少なくする必要があるのです。
「ランナーパス」と言っても、ランナーに停止を命じる「ランナーストップ」とは違います。
ランナーは通常に走っているスピードを落とすことなく、走ることができます。
他ではないことなので、いい思い出になると思います。
「横浜マラソン」最大の特徴は、高速道路(首都高速横浜線)を11kmほど走ることです。
出走するランナーはここが「応援のないエリア」であることは既知だと思います。
「東京マラソン」に換算すれば20~30万人が見てくれる距離。
そこにいるのは100人ほどの大会係員。
(それとは別にパフォーマンス部隊もいる)
閑散としていることは否めませんが、買い物に来たついでの20万人よりも、ランナーを思い応援する気満々の100人のほうが、心に響くかも知れません。
ものごとは前向きにとらえましょう(笑)
マラソンはどの大会でもそうですが、30kmまでは昼寝だと思って走るものです。
瀬古利彦さんも、そう言っています。
そこまでは、淡々と走ってきてください。
30kmからが「オレのマラソン」「私のマラソン」です。
終盤5km、大歓声を笑顔で受け止めて、そこがあなたにとってのビクトリーロードになるといいですね。
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