スーパーで集まる花見2016
今年はマラソンが終わったのが春分の日。
気づけばもう、うちの桜が2輪ほど咲いているじゃないか。
いやいや、もうちょっとゆっくりでいいよ。
はやる気持ちはわかるけど。
一気にいかず、ゆっくり咲くのを楽しもうよ。
(毎日、語りかけている桜にネゴる)
一気にいかず、ゆっくり咲くのを楽しもうよ。
(毎日、語りかけている桜にネゴる)
そりゃそうだよね、この日のために1年間、暑さ寒さ、雨風に耐えて来たんだからね。
桜1輪みると、やはり「花見」を企画せずにいられなくなった。
そこで、いつものメンバーに声をかけると、すぐに4人が集まった。
2016年、東京では3月21日が開花日だった。
(例年より5日早い)
「桜は開花から1週間程度で満開になる」と言われているので、花見のチャンスは今度の週末しかない。
急な話だが、それでも人が集まってくれる。
これが「巨人を見に行きましょう」だったり「カラオケ行きましょう」では、こうはいかない。
日本人にとって花見はその1年、なんとか乗り切ってきた節目のようなものなのだ。
桜の木が花をつけるように。
今年も集合場所は、花見の公園に近いスーパーの入口。
もちろん酒とつまみは売っているし、コンビニと較べて総菜が充実している。
思い思いの食べたいものをカゴに放り込み、その場で割り勘。
誰もが手慣れていて「爆買い」はしないので、2,000円を超えることはない。
会場費はかからないし、備品といえば僕が数十年前、海水浴用に買ったブルーシート。
(当時まだブルーシートという言葉は流通していなかった)
2人が座れれば十分だったが、買いに行った釣り具屋に大きいものしか売っていなかった。
仕方なく、折りたたんで使っていた。
ところが、大きいものを買っておいたため、今では10数人の花見にも対応できる。
まさかあの頃、こいつが毎年、花見仲間を迎えるツールになるなんて、思いもしなかった。
去年、持参して役立ったのは、マラソンでレース前後の着換え用に買った「組み立て式のパイプ椅子」
あぐらをかくのが難しい時、これがあるとずいぶん楽だ。
去年の場合、陣取った場所が少し傾斜していたため、下っている側に座った人に使ってもらった。
キャンプや登山など、手間暇のかかるアウトドアは無理だけど、花見ならば楽ちん。
これが、年に1度のアウトドア。
だからと言って、1人じゃ寂しい。
2人でも微妙。
3人ならばなんとかなる(1度やったことがあるが、おじさん3人だから盛り下がった)
4人だったら、家族だと思えばいい(笑)
できれば5人欲しいところだが、花見はその5人クリアが最も容易なイベントである。
どうかこの週末晴れて、たくさんの人が満開の桜の下で幸せなひとときを過ごせますように。
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