長崎県がマラソン未開催県から外れていた。「五島つばきマラソン」
「長崎でマラソンがあるってテレビで言いよったよ」
佐世保の実家からそういうメールが来たのは、確か去年の今頃だった。
いよいよ「ハウステンボスマラソン」復活かな?
そう思ってネットでしらべたのだが、そういった情報は見つからなかった。
もしかすると「マラソン=長距離のランニング大会」という、いつものパターンだったのかな。
その時はそう思って、しばらくしたら探すのをやめてしまった。
「ハウステンボス」マラソンというのは「長崎国際マラソンinハウステンボス佐世保」のことだ。
2011年11月に「長崎県初、そして長崎県唯一のマラソン」として行われた。
しかし、大会運営上、さまざまな不手際があり、第2回は無期延期。
ハウステンボスはその後、リレーマラソンを継続的に開催して、ランニング大会のノウハウ造りを続けているが、マラソン競技大会は2015年時点でも開催されていない。
この大会が行われる前、長崎は「マラソン未開催県」だった。
そして、この大会が1度きりで途絶えたことで、再び「マラソン未開催県」に戻ったのである。
「47都道府県をマラソンで制覇する」という目的で運営している、当「マラソン講座」としては、故郷の大会の復活を待ち焦がれている。
YAHOO!ニュースの「長崎県」を定期的にチェックしては、それらしき兆候を探っていた。
それが、3月1日平戸の小学校で行われた「マラソン大会」の記事のリンクで、見つかったのである。
「五島つばきマラソン」
http://goto-tsubaki-marathon.jp/
長崎県は五島列島の福江島(通称=下五島)
五島市三井楽町で行われる42.195kmの大会。
スタート/ゴール:遣唐使ふるさと館
参加費:5,000円
制限時間:7時間
スタート:9:00
時系列の記録
2015年2月22日
第15回 初めてマラソン競技を開催
2016年2月28日
第16回 マラソン開催2回め 参加者299人
実家からの情報は正しかったのである。
長崎県は山と海が近く、高低差に富んだ地形が特徴。
それはそのまま、マラソンに不向きな地理的条件と言える。
マラソンコースを引くには、42.195kmの道路があるだけではいけない。
大会で道路を封鎖した時、そのバイパスとなる道路が必要となる。
つまり地元で起こりうる火災、急病人の搬送に備えた経路がなければ、大会はできない。
一方、長崎県のもう一つの特徴は離島の多さ。
島の数は日本一の971。
島が多いため海岸線は4100kmに及ぶ。
これも日本一。
北海道は3000kmである。
つまり、長崎県には「離島」というマラソン開催の強みがあるのだ。
離島には何もない。
あるのは「海」と「道」と美味しい魚と暖かい地元の人たち。
この資源を活かし、長崎県が「日本一マラソンの多い県」になることを期待したい。
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