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2016年3月23日 (水)

マラソンの肩凝り対策を磁石に頼る

二度の駒沢入りを無事にこなし、いよいよレースが近づいてきた。
レースに向けた装備の点検を1つずつ、進めていく。

腕時計は3回めとなるアディダスのmiCoach SMART RUN(以下MC)
世界初の光学式心拍計を搭載したGPSウォッチである。
発売当初、バッテリーの持続性が低いことを中心に、ユーザーから不満が寄せられていたが、ハートレートモニターなしで、走りながらリアルタイムに心拍がわかるというのは、夢のような機械。
そこに期待して飛びついた。


過去2度のレースで使ってみて、その選択は間違いではなかったと思う。
心拍数がわかることで、自分の体調が数値でわかる。
練習ではさほどでもないが、レース本番では、これが大変に強い味方となる。

バッテリーの持続性は、設定を工夫することにより「マラソンモード」ではなく、通常モードでも42.195kmを走り切ることができた。

その後、同様の商品はEPSON、ガーミンからも発売されている。
一方アディダスは、発売から3年が過ぎた今も「第2世代」のデバイスを投入してこない。
この商品を大きく育てる意欲をなくしてしまったのか、宣伝もほとんどしていないように見うけられる。


今回、訳あって過去2レースで使ったMCが新品と交換された。
すると、バッテリーの保ちがぐんと悪くなってしまった。
通常モードでは15km走っただけで、100%→50%程度までバッテリーが消費される。
これではとても42.195kmは保たない。
仕方なく初めて「マラソンモード」を使うことになったが、実用面であまり問題はなかった。


前回までと変わった装備は靴下。
静岡マラソンの参加賞でもらった「ファイテン足王」が思いの外、フィット感がよかったのでこれを使うことにした。
ただし、どんなにすべり止めが付いた靴下でも、それだけでは「マメ防止」はできないことを今回のレースで知ることになった。(後述)


今回初めて追加した装備は、先にも触れた「ファイテンスポーツベルト」があるが、直前のランで肩凝りがひどくなり、これを何とかできないかとグッズ研究に入った。


始めに頭に浮かんだのは、2011年に研究したことがある「SEVメタルレール」
当時、東京マラソンで好成績を収めた藤原新が首に提げていたグッズ。
だが、過去の記録をみると「呼吸筋に反応して、持久力をあげる」効能ということでパス。
(それもあるが、値段がお高い)


次は愛用メーカーのファイテンが発売する肩凝り対策用の磁気ネックレス。
「RAKUWA磁気チタンネックレスS-Ⅱ」
さらに、楽天のウェブサイトで売れ行きがよいと紹介されている「コラントッテ ワックルネック Ge+」
共に血行をよくして肩凝りを軽減するためのツールである。


RAKUWAは130ミリテスラ(mT)
コラントッテは100mT

「ミリテスラ」とは磁力を表す単位。
1mT(ミリテスラ)=1cm四方の面に10本の磁力線が通っている。

1997年10月1日「計量法」の単位がG(gauss ガウス)からT(テスラ)に変わった。
これを受けて、その後、磁石を使う製品の表示はテスラ、ミリテスラに変わっている。
1mT=10Gauss

最近よくお世話になっているMRI装置は、磁力により保険点数が違う。
最も磁力が強いMRI装置は3テスラである。


既に3本所有している「RAKUWAネック」も、肩凝りに効くという点では同じなのだが、実際にそれを付けて走っていて肩凝りが起きている。
ここは「チタン」ではなく「磁石」の力を借りることに方針を定める。

そして最後にたどり着いたのは、昔から名前はよく聞くが、一度も手にしたことのないあの商品だった。

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