マラソンの日 長野マラソン2016
今日は「長野マラソン」
走るランナーの皆さんがうらやましいです。
陸上では「マラソンシーズン」=ロードレースシーズンは9月から4月。
5月からは暑くなり長距離には向かないため、短距離・中距離中心の「トラックシーズン」に移行します。
だから、この4月第3週「マラソンの日」に行われる大会は市民マラソンのオオトリと言えるわけです。
ただし、シーズンと言っても厳密な定義ではないので、もちろん5月に行われる大会もあります。そちらに出る方は気を悪くしないでください。
「マラソンの日」はしらべるの造語で、4月第3週、もっとも市民マラソン大会が集中する日を指します。
2016年は以下の大会。
「かすみがうらマラソン(茨城)」
「長野マラソン」
「加賀温泉郷マラソン(石川)」
「前橋・渋川シティマラソン(群馬)」
「佐渡トキマラソン(新潟)」
「津山加茂郷フルマラソン(岡山)」
以前は「とくしまマラソン」もこの日でしたが、2016年は次週に行われます。
中でも「長野マラソン」は屈指の人気大会。
定員よりも「希望者」が多い大会は全国にいくつかありますが、長野マラソンだけが「先着順」
ほかはすべて「抽選」です。
先着順の場合、エントリー開始日の一瞬で勝負がつきます。
だから、本当に出たい人だけが、その日パソコンや電話の前に集う。
だから、出たい人が出られる確率が高いのです。
「抽選」大会の場合、受付に幅がありますから「うっかり忘れていた」ということがなく「当たってから考えよう」とか、ヘタをすると「当たったら、走りだそう」という人がいたりします。
そうなると、本当に走りたいランナーが走れる確率は低くなるわけです。
長野マラソンはそういう意味では、マラソンブームに流されない正統な大会。
(他が邪道だと言っているのではないですよ)
エントリーしていなくても大会前日になると、長野市に宿をとって、翌日に備えている緊張感がよみがえってきます。
長野マラソンの魅力は、長野市が醸し出すスポーツ大会の緊張感。
長野五輪を取り仕切った町ゆえ、それが運営や町の人にまで、染み渡っているのだと推測しています。
だからこそ、あの緊張感に身をおける人が羨ましい。
さて今回は第18回大会。
長野マラソンは5回ごとにコースをリニューアル(微修正)していくので、このコースでは3回め。
僕は前のコースのほうが好きだったので、21回になったらまた行きたいと思っています。
今大会初めての取り組みは、3時間30分以内のタイムを申告した場合、それを証明する資料を事前送付しなければならないこと。
長野マラソンは制限時間が「5時間」
日本陸連主催であり、サブ3、サブ4狙いのランナーが多数出場するハイレベルな大会です。
過去の大会では、遅いランナーがタイムを過小申告して前方ブロックに並び、後ろから来た速いランナーが追い抜く手間がかかること、危険があることが問題視されていました。
これは今や全国どこの大会でも言えることですが、出場者を増やしたいため、定員を多めに設定する傾向があります。
長野マラソンが現在のコース幅で1万人を走らせる限り、不平は収まらないと思います。
過去7年の天候は以下の通り。
今年も好天、そしてゴール後の長野行きバスの待ち時間が短くて済むことをお祈りします。
■2015年4月19日:晴 12度 *9時現在
■2014年4月20日:くもり 9.3度 *スタート時
■2013年4月21日:雪 0.4度 *スタート時
■2012年4月15日:晴れ 最高気温15度
■2011年4月17日:晴れ 最高気温14度
(この年は東日本大震災の影響で中止)
■2010年4月18日:晴れ 最高気温13度
■2009年4月19日:晴れ 最高気温23度
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