蓮根から20分 板橋Cityマラソン
初マラソンで走って以来、荒川市民マラソンは二度目の参加。
前回は「浮間舟渡」で降りて、送迎バスに乗った。
今回、朝は送迎バスなし(帰りのみ)
大会案内では「浮間舟渡」「蓮根」2つの最寄り駅が案内されていて、ともに「徒歩15分」と記されている。
今回は「蓮根」に降りた。
「おはようございま~す」
改札を出ると、大会ウェアを羽織ったボランティアが2人立っていた。
駅から会場の荒川までは一本道。
交差点ごとにボランティアが2名ずつ立っていて、安心感がある。
会場へ向かうランナーたちの足下をみると、タグをつけている人がほとんどいないのに気づく。
余計な荷物を持ちたくないので、走る靴を家から履いてきたし、終わったらその靴で帰る。
パックは「旅マラソン」で使っている「テルス25(25リットル)」ではなく「ION20(20リットル)」を背負ってきた。
だが、皆さんの靴にはタグが付いていない。
大半のランナーが背負っている荷物は「25リットル」から「30リットル」
恐らく、あの巨大な荷物の中にタグの付いたレースシューズが格納されているのだろう。
駅からの所要時間は20分。
「長野マラソン」もそうだったが、主催者が提示する徒歩時間は、かなりの速歩が基準になっているようだ。
会場入りは号砲の105分前。
十二分にゆとりが持てる時間だ。
土手下の道は夜半に降った雨でべちゃべちゃ。
はじめ、ここを走るのだろうと思い、コース取りを算段していたが、実際のコースは舗装されている。
当初は「くもり一時雨」だった予報は、大会が近づくにつれて快方に向かい、今朝の天気は「くもり」
予報は終日「晴れ」と出ている。
去年「静岡マラソン」でずぶ濡れになったので、雨が降らないだけでも、うれしくて仕方がない。
ただし、わずかだが、荒川の風が吹いている。
風が吹いていて肌寒い。
目論見では土手の階段に座ろうと思っていたが、体温を下げないために、靴を脱いで着替えテントに潜り込む。
時間が早いこともあり、まだ十分にスペースがあった。
テント内の地べたは土がむき出しではなく、くまなくブルーシートが敷いてある。
マラソンにはいつもレジャーシートを持参しているが、これは親切だ。
と思ったら、ところどころシート上に水たまりができていて、靴下が濡れた。
参ったな、こんなところに落とし穴があるとは。
しばし、靴下を脱いで吸水性タオルにくるんで水を吸わせる。
ヘッドホンをセラポアテープで耳に固定。
ウェストポーチを付けて「スタート直前グッズ」を入れたレジ袋を残して、荷物を預ける。
まだ誰もが準備中で、荷物テントに人影はまばら。
テント入口でビニル袋を受け取り、ナンバーカード末尾の数字テントに荷物を置いた時、スタート前70分。
これほど時間にゆとりのある準備は初めてだ。
時間のゆとりは、心のゆとり。
スタート前の緊張が解けていく。
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