マラソンコースで砂利道はやめて欲しい
20km
予定していたペースに対して3分の貯金が残ったまま。
二つめのジェルを摂る。
今回レース中に摂るのは3つ。
10km毎に1つずつ。
ただ結論から言うと、ちょっと少なかった。
かつて最高では6つ摂ったことがある。
そのレースは未だに自分にとってのベストレース。
もちろん、成功レースの要因はジェルをたくさん摂ったということだけではない。
だが、それくらい摂っても大丈夫ということではある。
今回はいつも胸焼けがして苦しくなる「shotz」のカフェインタイプを1つだけにした。
代わりに使ったのは、ランニングショップ店頭販売で薦められた「Mag-on」
グレープフルーツ、梅を1つずつ。
その効果は諮りようがないが、粘度が低く胃に負担がかからなかったことだけは事実。
次回レースでは「shotz」2つ+「Mag-on」2つをベースに考えよう。
折り返し点には大きなコーンが立っている。
今からちょうど10年前、初マラソンの時と同じ光景。
あの時は、中間点だというのにあまりにカラダが軽く、自分はマラソンの天才なのではないか?と考えていた。
でも、それは勘違い。
武蔵野線が止まるほどの強風に<往路>は背中を押されていたのだった。
<復路>はそれを逆風で受けて撃沈した。
さて今日はというと、幸い風は弱い。
若干の逆風には違いないが、あの日の暴風に比べれば、涼しくてむしろ歓迎と言いたいくらいだ。
折り返して、22kmのラップも順調そのもの。
(走っている時はタイムは見ていない)
23kmのラップは10秒ほど落ちている。
走路が工事改修中で石がごろごろと転がっているのだ。
不良路面が200mほどつづく。
一定の路面を走ってきたランナーにとって、路面条件が変わることは問題を抱える要因。
まず、走りのリズムが崩れる。
そして、砂利に大粒の石が多い場合、それをもろに踏んで筋肉にダメージが残る。
「佐倉朝日健康マラソン」を走った時は、終盤に非舗装路があり、ソールが薄い靴を履いていた僕は罰ゲームかと思うほど足が痛かった。
日が照ってきて暑い
走る向きが変わり、後頭部に照りつけてきた。
数人のランナーは<復路>に入ると、キャップを後ろ前にかぶり直した。
僕もそうしたいのはやまやまだが、僕のキャップ(asics XTC145)にはサイドから後ろに日よけが付いている。
前後をかぶり直すことができないのだ。
薄い布の日よけでは防ぎ切れないほど、この時間帯の日照りはきつかったが、その後しばらくすると、日は陰り、しのぎやすくなった。
26.5kmからは再び走路が狭くなる。
<往路>14.5kmからの再現だ。
ここでラップタイムががくんと落ち始める。
そして10年前の鬼門「27km」が迫ってきた。
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