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2016年5月31日 (火)

過去の経験を登録しておく「ATOK先生」

ボランティアをしているので外向的に見られますが、実はのんびりした性格なんです。

これは一つの例えですが、このような言い方をする人がいます。
「外交的」と「のんびり」は対比された概念としては、少しずれがありますよね。

それは対義語になっていないよ!
とつっこむ。

その時つい「ついぎ」ごと言ってしまいそうになります。
対義語を「ついぎご」と読んでしまうこと、ありませんか?

対をなすという時の読みは「ついをなす」なので、つい「ついぎご」と読んでしまいがちですが、対義語という名詞の読みは「たいぎご」です。

対義語の定義は「互いに反対の意味を持つ、対をなす言葉同士の関係」です。

■対義語の例
矛⇔盾
義務⇔権利
基幹系システム⇔情報系システム



「ついぎご?たいぎご?」
この「どっちだったかな」には既視感があります。
確か、前にも同じことで悩んだ気がする。

その時、その悩みをそのまま放置して先送りすると、一生、言い間違いをしなければなりません。
僕の知人には「諸刃の刃」と言い続けている人が居ます。
もう10年くらい。

ATOKに「もろはのやいば」と入力すると、赤い字で≪諸刃の剣(つるぎ)の誤用≫と教えてくれます。
その人はATOKを使っていないのでしょう。



「たいごぎ?ついぎご?どっちだっけ?」
そんな時、皆さんだったらどうしますか?
パソコンが目の前にあれば、Googleるのではないでしょうか。


僕の場合、まずATOKに尋ねます。
「ついぎご」とタイプすると、初期値では「津異義語」と変換されます。
ここで、これは明らかに違うなとわかります。
しかし、正確な知識を得るために、国語辞典を引くか、Googleらなければなりません。

そこで、次回から同じことで時間をかけなくて済むように、一度悩んで解決したことを単語登録することにしています。


「ついぎご」と入力すると・・・
ついぎ語ではありませんよ。たいぎ語です。

これで「おぉ、過去に自分は学習していたのだな」とわかります。

■他に登録している例
ぼうびろく →そういう言葉はありません。備忘録です
しゃないひ →社内秘と言う言葉はない!社外秘

「Google先生」は世界中の人々に親しまれていますが、親切で的確な回答をくれる先生ばかりではありません。

一方「ATOK先生」の場合、講師は自分自身。
正確かどうかは担保されませんが、少なくとも、自分が一度は納得した情報です。
しかも、パソコンがインターネットに接続されていなくても回答してくれるので、待ち時間ほぼ「ゼロ」

皆さんにも「ATOK先生」のご利用をお勧めします。


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