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2016年5月 8日 (日)

ダイシン百貨店 今日、閉店

大田区の庶民に親しまれてきた老舗の百貨店が、今日閉店する。

遡ること11年前、2005年大晦日には「ダイシン久が原店」が閉店した。
地域住民にとって、そこは買い物の場であると共に憩いの場所だった。
当時、久が原店単独では黒字だったが、ダイシン百貨店全体が借金を抱えていたため、久が原店を閉店してその土地を売る必要があった。

1階:食品、花
2階:衣類
3階:日用品、薬局、電化製品
4階:書籍、玩具、文具、食堂、ゲームコーナー
屋上:多目的広場
そして駐車場

まさにこの地域における「憩いの殿堂」だった。
4階の食堂は、ゆるい空気の空間。
お年寄りは昼間から瓶ビールを手酌で呑み、子供には150円のソフトクリーム。
180円のアイスコーヒー一杯で、何時間でもくつろぐことができた。
3か月ほど前から閉店セールが行われ、閉店間際には棚ががらがらになっていた。

 


2005年大晦日閉店

 

その後のダイシン
2006年
西山敷社長就任。
本店以外を売却して経営を建て直した。

2011年2月
大森の「昭和館」閉館
昭和館はいわゆる旧館。この建物が昭和館という名前だということは、閉館報道で初めて知った。

2011年2月25日
新館一部オープン
ダイシンといえば大衆食堂だが、当時は食堂がなかった。

2011年7月7日
西山社長の著書「下町百貨店ダイシンはなぜ、不況に強いのか」出版

当時、ダイシン店頭では売却した本店隣接地が、売却時の約束とはちがうマンション建設計画にすり替わったとして抗議するキャンペーンを展開していた。

2012年
新館全面オープン
ダイシンならではの食堂が復活。

2016年4月
各フロアには「売り尽くし」の垂れ幕や張り紙。
ただし、久が原店が閉店した時のように、全品割引というわけではない。
いきなり棚がすべて空っぽにならぬよう、徐々に割引対象品目を拡大していた。
名物の食堂は4月中に閉店するためか、長蛇の列ができていた。

2016年5月8日
経営不振のため閉店

2016年6月
跡地はドンキホーテの店舗ができる。

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