ピスケに見る、モノ購入決断のプロセス
有楽町のロフトにカナヘイコーナーができたと聞いたので、僕はピスケを見に行くことにしました。
聞いたと言っても、ロフトに友達はいないので、有楽町ロフトのツイートをカナヘイがリツイートしたのを見たわけです。
有楽町というのは特別な町です。
田舎者にとって、なんともその酔狂な名前は、東京の懐の深さを感じさせます。
フランク永井が「有楽町で会いましょう」を歌っていた頃、僕はまだ父のほうにいましたが、生まれ落ちたあとに聞いたその曲で、幼少の頃、その町に特別な感情をもっていたことを覚えています。
有楽町には大きな新幹線があります。
別に巨大な新幹線オブジェがあるというわけではありません。
有楽町は「東京駅」のとなり駅。
この2駅は徒歩圏内と言えるほど近く、東京駅を発車したての下り新幹線は、ゆっくりと走っています。
ガード下やJR在来線のホームからその異様は、とても大きく見えるわけです。
そして、有楽町にはロフトがあります。
ロフトはビックカメラ別館跡にできたのですが、確か2002年頃には、違う店だったと思います。
なんだか思い出せませんが。
カナヘイのツイートを見た時、この日たまたま有楽町に用事があったことを神に感謝しました。
さて、やってきたロフト有楽町店。
ツイートでは、確かとても目立つところにあると書いてあった記憶があるのですが、お店に入ってもそこにそれらしきモノがありません。
あれ、おかしいな。
展示コーナーはもう終わったのかな。
そこで、すぐ目の前にいた黄色い制服の女子店員に尋ねます。
カナヘイの展示って何処ですか?
すると、女子店員即答です。
「カナヘイ?やってません」
そうですか。
にこにこと笑って僕は自分で探すことにしました。
少しお店の奥に進むとそれはど真ん中にどーんとありました。
展示という聞き方が悪かったかな。
というより、カナヘイという単語に「?」マークだったのかも。
ネットでチェックしていた史上最大の市販ピスケグッズ「もちっとクッション(ピスケ)」を両手で抱え上げてみる。
初老の紳士(自分で言うか)が神々しいピスケを見上げている絵は、ちょっとキモかったかも知れない。
50cmのピスケは、低反発まくらのような感触。
ぬいぐるみは汚れに弱いが、ポリエステル素材なので手入れが楽そうだ。
と考え始めて、やばくなってきたので元に戻す。
■実勢価格:5,616円
■発売:2016年2月13日
■メーカー:グレイ・パーカー・サービス
文具は大半が既に購入済みだったので、初めて見た「カナヘイグラスタンブラーピスケ」(製造エーワークス)を購入。
これならば、しばらくは「PUTITTO ピスケとうさぎ 奇譚クラブ」を飾ったあと、夏のグラスとして使える。
僕らは「買ってみたけど、使う場面がなかった」という経験を山ほどしている。
その点「食」に関するグッズは、購入後がイメージしやすく、購入の決断につながると思う。
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