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2016年5月21日 (土)

最悪なのは、女が2人いる会議

男ばかりの会議は、とても退屈する。
誰もがベストを尽くしていない。
思いつきで、馬鹿なことを言う者が多い。
内職したり、寝ている者さえいる。

上田次郎がこの有様を見ていたら
「なぜベストを尽くさないのか!」
と一席ぶつことだろう。

若い男たちが来る会議は始末に負えない。
ガキどもがつるんでやって来て、始まるまでの間、ペチャクチャ喋っている。
おばさんか!とツッコみたくなる。
まだ大人にも男にもなりきれていない時代。
それは、誰にでもある。
いつも、喋り続けているやつは背が低い。
何かそこには、相関関係があるのだろうか。



理想の会議は、女が1人いる会議だ。

大勢の男の中に女が1人入ると、男ばかりの会議とはがらっと違う空気になる。
男の姿勢が変質するからだ。
男は女の前ではヒーローになりたい。
プレゼンスを示したいのだ。

男たちの口数は少なくなる。
乾坤一擲、自分の最大価値が発揮できる場面で、びしっと決めたい。
だから、慎重にその一瞬を見逃さぬよう、他人の話をよく聞き、千載一遇の機会をうかがう。
会議は緊張感にあふれたものになる。



女ばかりの会議もいい。
正確に言うと、そこに自分という男も1人いる。
肩肘を張らず、ざっくばらん。
男ばかりの会議と比べると、格段に笑顔にあふれている。



最悪なのは、男たちの中に女が2人いる会議かも知れない。
女はイメージでものを考える。
男は理屈で考える。
左脳と右脳の違いだ。

ある女がイメージを膨らませて話す。
だんだんとそのイメージに酔い始める。
それは妄想と呼ばれている。

すると、もう1人の女が「私も妄想していいんだ」と勘違いしてしまう。
年齢も立場も忘れて、すっかり、サラリーマンの衣を脱ぎ、1人の女としてのだらけた話が始まる。

そこに懸命な女が同席していることもある。
(女が3人)
だが、懸命な女は妄想に付き合わない。
2人の女が繰り広げる妄想の掛け合い漫才をみて、徐々に口数が減る。


妄想におぼれる男はもっと見苦しい。
ということも、付け加えておきます。


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