卓球の歴史
日本に卓球が伝わってから、リオ五輪までの大まかな卓球の歴史をまとめる。
1902年
坪井玄道がテーブルテニス(ピンポン)を英国から日本に伝える
卓球の英語名称は table tennis
2016年は「卓球伝来」から114年になる。
日本で野球が行われるようになったのが1878年とされているので わずか24年遅れということになる。
しかし日本卓球には未だプロリーグができていない。
1918年
ピンポンが「卓球」と命名された
1921年
大日本卓球協会設立
1926年
国際卓球連盟設立
ドイツ卓球協会が中心となり第1回世界選手権を開催した。
ドイツは今も伝統的な卓球強豪国である。
1986年
日本卓球が大きな節目を迎える。
それがタモリの「卓球は暗い」発言である。
それ以来、卓球は根暗であると嘲る潮流「卓球根暗ブーム」が起きる。
確かに卓球は騙し合いであり、心理戦の比重が大きい。
明るいか暗いかと言われれば、暗いのは本質的な特性である。
かつて「函館はな~んもないところ」と発言したことが、函館市民を一念発起させたように、タモリ発言はここでも卓球関係者を奮起させ、その後卓球が発展していく端緒となった。
1988年
夏季オリンピックで男女卓球が正式競技として採用された
1996年
月刊誌「卓球王国」創刊(1997年1月号)
卓球王国が発売する日本の卓球専門誌。
プロ、学生、アマチュア、技術、用具と幅広い情報を収録。
「この1冊を読めば卓球がわかる」と言い切れるほど、クオリティが高い。
2005年
テレビ東京が世界卓球の中継を始める
2011年
ボールをセルロイドからプラスチック製に替える新ルールが周知される。
2012年
ロンドン五輪
女子団体で日本(石川佳純・福原愛・平野早矢香)が銀メダルを獲得。
正式種目採用以来7度めの五輪で、日本は卓球初メダルとなった。
2015年
4月、世界選手権が初めてプラスチックボールで行われた。
4月6日、初めての「卓球の日」
世界卓球協会が2015年に制定した。
1896年に近代五輪が初開催された日に因んでいる。
8月、水谷隼・福原愛が出た名門 青森山田高校男子が強化を終了。
強化組最後となるインターハイでは男子が17度めの優勝。
2016年
3月、世界卓球選手権
女子団体で日本(石川佳純・福原愛・平野美宇)は銀メダル獲得
8月、リオ五輪
日本は6選手が出場する。
女子:石川佳純、福原愛、伊藤美誠
男子:水谷隼、丹羽孝希、吉村真晴
つづき →日本卓球リオ五輪代表選考から本戦まで
つづき →日本卓球リオ五輪代表選考から本戦まで
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