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2016年7月 8日 (金)

ポルトガル奇跡のPK5連発でベスト4へ

<後半>
レナト・サンチェスは右ライン寄りに張っている。
ユーロ初先発ながら、もはやレギュラーの風格がある。
「ゴール」という結果は、かつてデコがそうであったように、チームへ渡すことが不可欠な名刺なのである。


ぺぺ(3)のディフェンスがことごとく成功する。
これまでのぺぺは優秀な選手ながら、大事な試合で熱くなって退場し、チームに迷惑をかける存在だった。
今回のユーロ2016では、心の安定が増したようだ。


27分 カードをもらったシルヴァを下げて、久しぶりにモウチーニョ(8)が入る。
彼に「役割」が訪れるとは、この時まだ思っていなかった。

34分 クアレスマ(20)が入るとすぐにぺぺのパスカットから決定的好機。

46分 W・カルバーリョ(14)が今大会2枚目のカードをもらう。これで、準決勝に進んだ場合出場できない。


2008年5月のルール変更(ユーロ2008から適用)で、累積警告は準々決勝終了時点でリセットされる。
これは、準決勝で2枚めをもらった主力が決勝に出られないのは興ざめであり、決勝はベストメンバーでやりたいというUEFAの方針による。


<延長前半>
互いに様子見。膠着している。

<延長後半>
3分 ポルトガルがゴールに迫ったシーンで観客が乱入する。
その手の動きからして、ロナルドに抱きつきたかったようだが、日頃から下半身の鍛錬を怠っていたせいか、ロナルドにあっさりと体をかわされた。
その後、映像は試合再開を待つ選手たちのアップを次々に切り替え、不遜な邪魔者が乱雑に排除される姿を見なくて済んだことは、心の平穏にとって、とてもよいことだった。


<PK戦>
ポルトガルはユーロ2012のSemi Final(ベスト4)において、スペインにPK戦(2-4)で敗れている。
ポーランドは前試合、PK戦(5-4)でスイスを破っている。


日本のスタジオからモニターを見て実況しているWOWOWのアナウンサーが「区あれスマ(ATOK変換)は地面に頭をつけて精神統一ですか、あれは?」と訝しがる。
彼はある宗教徒がそうするように、地面に頭をこすりつけて固まっている。
(試合終了後も同じことをしていた)


ロナルドは2度コイントスに負けて、ゴールはポーランドサポーター側。順番も先攻を譲られた。
(僕がコイントスに勝ったら先攻を取るが・・)
ポーランドは「後蹴り」が得意なのだろう。


①ロナルド
彼が決めれば、勢いがつくというよりは、彼がしくじれば、そこで終わりという予感が漂う。
PKを楽観して見られるサポーターは、世界中のどこにもいないだろう。

いつものように、ボールにキスしてセットしたロナルドがゴールを見据える。
ここで、ラインに下がりながらGKウカシュ ファビアニスキ(22)が笑った。
「いやぁ、久しぶり。元気だったかい?」
と言わんばかりの友好的な笑顔だ。
それが彼のルーチンなのか、それとも心理戦なのか?
(笑ったのはこの一度%E


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