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2016年7月 7日 (木)

増田寛也 東京都知事 待望論

小池百合子、増田寛也、蓮舫Rの3人を軸にして水面下のせめぎ合いが続いている(予測です)2016東京都知事戦。

メディアに対して出馬をぶち上げたのは小池百合子だが、どのシナリオに転んでも出馬が堅いのは増田寛也の方である。


増田寛也の知名度は低い。
メディアは「前の岩手県知事」と紹介していて、あたかもつい最近まで岩手に居た人という風情。
そういう点では、割と最近まで鳥取県知事だった片山善博と同列の扱いだ。


■増田寛也の略歴

1951年12月20日
東京都世田谷区で生まれる

1972年
東京大学入学

1977年
建設省(現在の国土交通省)入省

1995年~2007年
岩手県知事を3期務めた

2007年~2008年
第1次安倍改造内閣において総務大臣

2009年~
野村総合研究所顧問
東京大学公共政策大学院客員教授

2014年
「地方消滅 東京一極集中が招く人口急減」出版
2015年
「地方消滅 創生戦略篇」冨山和彦共著
「東京消滅―介護破綻と地方移住」


岩手県知事だったのはもう10年前の話。
一度も衆参議員だった時代はないが、2年間の閣僚経験はある。
閣僚退任後は民間人であり、ここ2年は「地方創生」をテーマにした著作発表に力を入れている。


2016年都知事選において、増田寛也には自民党東京都連、東京23区のうち21区長が都知事選出馬を要請している。
お膝元の東京特別区、区長会から熱望されるということは、就任した際の都政運営が円滑に進むことが予想できる。

真摯な人柄と見受けられ、地方自治の首長向きの人材と言える。
たたき上げの政治家ではないので「東京都知事」という「王様の地位」に着きたいという名誉欲も見て取れない。

「真摯」であること
身の丈を超えた「野心」がないこと
この2つは、住民として首長に求めたい要素である。

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