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2016年7月10日 (日)

ユーロ6試合め、統制がとれてピースが揃いつつあるポルトガル

Semi Final(ベスト4)ポルトガル-ウェールズ戦
この日もWOWOWの解説は奥寺康彦。
そしてあと1人は声からしてセルジオ越後かと思った。
WOWOWもずいぶん危険なマッチングをするものだと思ったが、佐々木則夫(前サッカー女子日本代表監督)だった。

「これがポルトガルだよね」
「シュートコースがなかったんじゃないかなぁ」

いつもながら、奥寺の「だよね」解説は不愉快だ。
その「ため口」「友達ことば」でいったい誰に語りかけているのだ。
確かにあなたは有名な人であり、僕よりも年長者だが、テレビを通して語る人々は、もっと丁寧に視聴者に接してくれる。僕はあなたの後輩でもなければ、子分でもない。
真摯な言葉遣いの佐々木則夫と同席させると、その下品さがさらに際立っている。

こういう尊大な態度に接していると、会社で仕事をしているような気分になってくるので、後半はチャンネルを変えて、地上波テレビ朝日の生中継を見ることにした。
決勝でも奥寺が出てくるようならば、その時もまた"テレビ朝日の方"を見なければならない。


<後半>
50分
後半が始まってわずか5分、コーナーキックからのサインプレーでゲレイロ(5)が上げたボールが秀逸だった。
ピンポイントで「上空で待機していた」ロナルドに合う。
それほど厳しいコースへ打ったわけではなかったが、ロナルドの頭の芯を食ったボールはGKの手の先をかすめた。
ロナウドはミシェル・プラティニが持つユーロ歴代最多得点記録(9)に並ぶ。
ちなみに、プラティニは1大会出場で9ゴールを挙げている。


そのわずか4分
「集中力が切れていた」とクリス・コールマン監督が振り返った「魔の5分」
左からのクロスを競ったレナト・サンチェスは、なぜかゴールとは正反対の方角へヘッド。
そこにはロナルドが待っていて、DFの隙間を通す「何かが起こるシュート」
「これでどうだ?」という強い意志ではなく「その先はボールに聞いてくれ」という期待がこもっている。
そのコースを読んでいたのは味方のナニ。
彼は賢明に足を伸ばし、ボールの左側に当てる。するとボールはGKが待っていたコースから右へと大きく軌道が変わる。
GKは一歩も動けなかった。

中継のカメラは後ろからとらえていたのでオフサイドか?と一瞬間があったがゴール成立。
試合を通じて、ウェールズはクロスをフリーで上げさせるし、オフサイドラインの統制はとらないし、守備はがたがただった。


72分
ロナルドがベイルの進撃を止めてイエローもらう。
もういいから、後はおとなしくしていて欲しい。
ロナルドのいない決勝は、ウナギの乗っていない鰻重のようなものだ。


78分
ダニーロ(13)がシュート
GKはボールを抑えきれず、ゴールに向かって転がり始めたボールに懇願するかのように押さえに行く。

Quarter Finalから、ポルトガルはFW以外の選手がシュートを放つ機会が増えた。
決勝でロナルド、ナニが徹底マークに遭った時、彼らのうちの誰かが殊勲を立てるかも知れない。


ポルトガル 2-0 ウェールズ
ぺぺが故障のためSemi Finalを欠場したが、それ以外の主力には目立った故障者がいない。
全員が決勝に臨むことができるのは、とても幸運なことだ。


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