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2016年7月23日 (土)

日本卓球リオ五輪代表選考から本戦まで

リオ五輪では男女ともにメダルが期待される日本卓球について。


【ロンドン五輪2012のおさらい】

男子出場選手
水谷隼、岸川聖也、丹羽孝希

■シングルス
2大会連続出場の水谷隼がベスト16
ITTFランク5位で五輪に臨んだ水谷はメダル獲得を目標に掲げていたが、当時苦手としていた左利きの選手に敗れた。

■団体
ベスト8


女子出場選手
石川佳純、福原愛、平野早矢香

■シングルス
石川佳純がベスト4
(3位決定戦で敗れた)

■団体:銀メダル
準決勝でシンガポールを破り、メダルを確定させる。
これが日本男女卓球を通じて、初の五輪メダルだった。
抱き合って喜ぶ石川佳純、福原愛、平野早矢香の姿が今もしっかりと目に焼き付いている。
決勝では中華人民共和国に敗れた。



【リオ五輪】
2015年9月2日
同日発表のITTF(世界卓球連盟)ランキング上位2位の選手にリオ五輪予選アジア大会の出場権が付与された。
仮に予選で敗れたとしても2016年5月のITTFランキング男女それぞれ上位11名は推薦枠があるため、次の4人はこの時点で五輪出場(個人と団体)が内定した。

男子
5位:水谷隼(3大会連続)
12位:丹羽孝希(2大会連続)

女子
5位:石川佳純(2大会連続)
6位:福原愛(4大会連続)


2015年9月18日
強化本部推薦で決まる、団体戦のみ出場する3人めを発表。
結果的にITTFランキング日本人3位の選手に出場権が付与された。
男子:吉村真晴(初出場)
女子:伊藤美誠(初出場)


日本卓球協会は出場権が確定するより前に選手を選考する。
出場が確定したのは2016年5月5日、ITTFランキング発表時。
予定どおり、男女団体、男女ともシングルス2人の出場権が確定した。



リオ五輪で最もメダルの期待が高いのは女子団体。
前回ロンドンでも銀メダルを獲得しているが、今回はさらに選手層が厚い。
23歳で五輪に臨むエース石川佳純
27歳で4大会連続の福原愛ちゃん
15歳で五輪を迎える次世代エース「化け物」伊藤美誠

2016年4月のアジア大陸予選会では、ITTFランキング1位の丁寧(ディン・ニン)を4-2で破り「何をしでかすかわからない」のが伊藤美誠。
決勝で中華人民共和国と対戦した場合、日本が世界を驚かせる結末が待っているかも知れない。

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