WOWOWオンデマンドでユーロ決勝トーナメントを見る難点
朝6時に終わった試合は、何時から放送されるのだろうか?
WOWOWカスタマーセンターに電話して、ストリーミングの開始時間を尋ねる。
「本日は20時を予定しています」とのこと。
これから帰ればちょうどよいタイミングだ。
帰宅してからも夕刊には近づかない。
(あとで見たところ見出しにポルトガルの文字はなかった)
一通り、用事を済ませてからパソコンを起動
間違ってもユーロ2016のトップページを開いたりしないよう、事前に単語登録しておいた、WOWOWメンバーズオンデマンドのURLにアクセス。
事前に問い合わせた時間よりも早かったが、既にストリーミング配信が始まっていた。
こうして無事、結果を知らないまま、ストリーミングビデオで観ることができた。
その日、遠く離れた欧州で行われたスポーツの試合内容が、パソコンで見られる。しかも見たい時に。
こんな僥倖はない。
WOWOWはなかなか、たいしたものだと思う・・・
と喜んだのはつかの間。
ここからも一筋縄ではいかなかった。
まず、視聴開始から3分で画面が止まった。
しばらく待っていると画面には「通信エラーが発生しました(-2)」と表示される。
どうしたもんじゃろの~と小橋常子のように、鷹揚に構えていたら画面が復活した。
しかし3分後、またしても「通信エラーが発生しました(-2)」
何度か止まった後、回線が空いてきたのか、映像は順調に流れ始めた。
初めて見るストリーミング、新たな難点が浮かび上がってきた。。
映像の総時間が「168分」と表示されているのだ。
考えたくはないが、この試合の尺がわかってしまう。
フットボールの試合は45分ハーフ。90分で決着がつけば、前後の映像を含めたとしてもデータファイルのカウンターは120分前後を示すはず。
(ストリーミングでは前後半ハーフタイムの待ち時間はカットされていた)
まさか「試合が早く終わりましたので歴代ポルトガル名選手エウゼビオからフィーゴまで」が放送されるということはないだろう。
単純に計算すると 90+15+15=120
それでも決着せずPKというセンが見え隠れする。
決勝トーナメントにおいては、データの長さで試合展開がわかってしまうことがある。これはこれで、困ったものだ。
どきどきしない・・
結末がわかっていないだけで「起承転」までがわかっているスポーツはつまらない。
画面の右側が空いているので、エクセルで家計簿を付ける。
パソコンでスポーツを見るという新たな習慣、それ自体が悪いわけではない。
(90分終了後の休憩時間はノーカットで収録されていた)
延長突入時点で118分/168分
映像は残り50分しかない。
延長は15+15=30分
あまり時間が余っていない。これは120分内での決着があるのか?
どきどきが少し戻る。
(延長前半終了後の休憩時間はノーカットで収録されていた)
前試合でポーランドは5人ともPKを成功させている。
ポルトガルはユーロ2012年Semi Final(ベスト4)でスペインにPK戦で敗れている。
PK戦は歓迎できない。
これは決着がつくぞと思っていたところで観客が乱入する。
これで additional time ができる
決着がつくな
と思ったら、やっぱりPK戦。
PK戦のどきどきは生で見ても、録画で見ても変わらない。
16分の中にPK戦がすっぽり収まるとは思わなかった。
残り時間との読み合いで、どきどきの強弱が変わるという奇妙な経験だった。
パソコンで見られるWOWOWのオンデマンド(ストリーミングビデオ)は素晴らしい。
ユーロ2020もまた申し込みたい。
ただ、準決勝から先は「生放送」で見なければいけない。
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