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2016年8月29日 (月)

2019年プレ五輪東京マラソンを提唱する

リオ五輪が終わった翌週の日曜日。
札幌で「北海道マラソン」が行われた。
第30回を迎えたこの大会は、市民ランナーにはとても人気が高い。

2008年大会までは「4時間制限」だったこともあり、特にランニング上級者から支持されてきた。
「忙しくて、全然走っていません」
といった不届き者が出走する「東京マラソン」とは違って、かなりの走力を持った者でなければ出られないのだ。
(第30回は 41.6km関門の制限時間が5時間5分)


マラソンシーズンは9月から5月であり「北海道」は8月に開催される唯一のマラソン。
実業団選手にとっては、暑さの中でどれだけ走れるかが試されるレースでもある。


2016年大会は木滑良(きなめ りょう)が残り5kmでスパート。サイラス・ジュイを振り切って優勝した。
ペースメーカーがつかない大会で勝ったことには意義がある。
ただし、気温23度、湿度44%というのは、例年にない「好条件」であり、酷暑のレースを制したとは言いがたい。

いったい誰が4年後の東京五輪で世界と戦えるのか?
それは、8月の東京で走ってみなければわからない。



市民マラソン「東京マラソン」は2007年の第1回から2016年の第10回までまったく同じコースで行われてきた。
第11回を迎える2017年大会からコースが変更される。

ただし、五輪イヤーの2020年2月に行う第14回だけは、東京五輪と同じコースで行ってもらいたい。
ランナーにとってはよい記念になるし、運営者にとっては運用と警備の予行演習になる
・・・そう考えていたが、そうも言っていられなくなってきた。


男子マラソンの体たらくだ。
リオでは女子もこれにおつきあいした。
男子はとうに世界レベルから遠く置き去りになっているが、女子もそれが明らかになった。

このままでは、東京五輪2020の男女マラソンは、外国人をおもてなしする大会になってしまう。
入場料が要らず、チケット争奪戦もない「マラソン」は、誰もが「東京五輪をこの目で見た」思い出を作ることができる。
でもそれは競技の「観戦」と言うよりは、お祭りへの「お出かけ」である。



マラソンといえば日本が強かった時代もあった競技。
1964年の東京五輪マラソンでは円谷幸吉が銅メダルを獲得している(女子マラソンが五輪競技に入ったのは1984年ロサンゼルス大会から)
女子では2000年シドニー高橋尚子、2004年アテネ野口みずきが連覇している。


日本開催の五輪で男女ともにメダル無しは寂しい。
それよりも、前もって「メダルの期待がない競技」として五輪を迎えることがなお寂しい。


そこで「マラソン講座」では表題である「2019年プレ五輪東京マラソン」を提唱する。

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