EK-6000 福島千里が腹筋に貼っているシールの詳細
リオ五輪の陸上女子100m、200mに出場する福島千里。
彼女は、大半の女子陸上短距離選手がそうであるように、おなかを出して走る。
マラソンではあぁいう選手を見たことがない。
きっと途中でお腹が冷えるか、あるいは「公道をへそ出しで走ってはいけない」という陸連の指導でもあるのだろう。
お腹を出しているので、腹筋が割れているのがイヤでも目に飛び込んでくる。
しかもよく見ると、腹筋の上に正五角形の配置でシールが貼られている。
マラソンランナーであれば、それがどういうものかはすぐに察しがつく。
ランナーの間では、ファイテンが発売している「パワーテープ」が有名だ。
チタンを練り込んだテープで、丸いシールがシートに貼ってある。
貼り方については目安こそあるものの自由度が高く、自分が好きな場所に貼る。
20枚貼ってもよいし、1枚でもよい。
福島が貼っているのは「EK-6000」
Energy Kinetics6000
天然鉱石(鉄・銅・カルシウム・マンガン・ナトリウム・カリウム・塩化物)7種類をブレンドしたシールだ。
作ったのは札幌月寒中央整骨院、デイサービスアクティブスタジオ
札幌月寒中央整骨院の福光院長は2015年1月より福島千里の個人トレーナーを務めている。
販売はTCS international
価格は1シートに15マーク、それが8sheet(120枚)で6,800円+税
1枚換算61.2円相当
ファイテン・パワーテープがそうであるように「EK-6000」も「痛くなりそうな所」などに好きなように貼るものだろう。
そう考えていたら、現実はまったく違った。
「EK-6000」の使い方を記した「EK-6000のBasic 貼付ポイント一覧」によると、全身10カ所の配置がきちんと決められている。
①右鎖骨先端部
②左骨盤のボコッとした箇所
③左腕内側
このようにして①~⑩の配置が図示されているのだが、ここで注目すべきは10枚のシールを体の中心軸から左右対称に貼るのではないということだ。
①の鎖骨先端部は「右」には貼るが「左」には貼らないし、③も左腕だけであり右腕には貼らない。
従来の「磁気」「チタン」などを使った商品は「局所」の血流改善を目的としているが、EK-6000は全身のエネルギーの流れをよくすることが目的。
EK-6000は「東洋医学的観点から経路経穴の気の流れに周波数帯に仕上げた天然鉱石シール」であり①から⑩すべての経穴を使用することで、五臓六腑の働きを網羅している。
10枚をセットで貼ることで「血液循環」「自律神経の働き」をよくして運動能力を上げる意図を持っているシールなのである。
マラソンレース1回で10枚貼ればおよそ700円。
この次のシーズンでは、EK-6000を貼って走ることに決めている。
| 固定リンク | 0
「マラソン」カテゴリの記事
- 長崎ベイサイドマラソンと長崎平和マラソン(2024.09.05)
- 僕がど素人!に東京マラソン出走を勧める理由(2024.08.24)
- 3分でわかる「ナイキの厚底」の歴史 僕が「ナイキの厚底」を選び続ける理由(2024.07.25)
- たんのカレーライスマラソンをパクらないで欲しい(2024.07.11)
- 北陸新幹線延伸の歴史はマラソン新設の歴史「ふくい桜マラソン」で47都道府県にマラソンが出そろう(2024.03.24)