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2016年8月23日 (火)

五輪日本のメダル ロンドンとリオを比較検証する

ブラジルそして南米大陸で初めての五輪、第31回夏期大会「リオ五輪」が閉幕した。
日本はメダル総獲得数で史上最多だったロンドン五輪2012の「38」を上回る「41」を獲得。
4年後の東京五輪2020に向けて、絶好の助走をつけた。


今回の五輪で特筆されるのは、初めて中継放送にインターネットが組み入れられたことだ。
NHKは総務省の許可を得て、テレビ放送と同内容をインターネットで配信する「放送同時実験」を実施した。
「電波」の許認可権は総務省の牙城。
「テレビ」という強力なコンテンツが「テレビ受像器」でしか見られない現状が、ここから変わって欲しい。


ここからは日本のメダル獲得状況を、前回「ロンドン」と今回「リオ」を比較しながら見ていく。

【五輪序盤】
日本にとっての五輪は競泳と柔道から始まる。

ロンドン


日付(日本時間) 戦績 「金」 「銀」 「銅」
7月27日 開会式
7月28日 体操男子予選 団体5位で決勝進出
柔道男子60kg級 平岡拓晃  「銀」
重量挙げ女子48kg級 三宅宏実  「銀」
競泳男子400m個人メドレー 萩野公介 「銅」
7月29日 競泳男子100m平泳ぎ 北島康介5位
アーチェリー女子団体 「銅」

リオ


日付(日本時間) 戦績 「金」 「銀」 「銅」
8月6日 開会式
8月7日 体操男子予選 4位で決勝進出
柔道女子48kg 近藤亜美 「銅」
柔道男子60kg級 高藤直寿 「銅」
ウェイトリフティング女子48kg級 三宅宏実 「銅」
競泳男子400m個人メドレー 萩野公介 「金」 瀬戸大也 「銅」
8月8日 柔道男子66kg級 海老沼匡 「銅」
柔道女子52kg級 中村美里 「銅」
卓球女子シングルス 石川佳純 初戦敗退


今回のリオは「柔道」がスタートダッシュで、いい流れを作った。水泳では金メダルが有力だった萩野が、定評どおりの「金」この早い時点での「金獲得」は日本に流れを呼び込んだ。

一方、前回はメダルを獲得したアーチェリーがメダル無しに終わった。メダルに近い位置にいる競技であり、東京ではメダルの上積みが期待できる競技の1つである。

卓球の初戦、女子のエース石川佳純が北朝鮮のキム・ソンイに3-4で敗れたのは衝撃を受けた。
今大会、日本卓球界初のシングルスのメダルがあるとすれば、石川が最有力と思っていたのだ。
キム・ソンイはSFまで進み、3位決定戦では福原愛を破った。

しかし、石川佳純が負けたのは、シングルスのこの1試合だけだった。




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