逆転金メダル 駆け寄るコーチに防御姿勢を取る松友美佐紀
レスリング女子はロンドンでも堅調にメダルを確保しており、いま日本が参加している競技中、最も安定的にメダルを獲得している競技といえる。
ロンドン
ロンドン
日付(日本時間) | 戦績 「金」 「銀」 「銅」 |
8月7日 | 卓球女子団体決勝 日本0-3中華人民共和国 「銀」 |
8月8日 |
レスリング女子48kg級 小原日登美 「金」 レスリング女子58kg級 伊調馨 「金」 |
8月9日 |
レスリング女子53kg級 吉田沙保里 「金」 サッカー女子決勝 日本1-2米国 「銀」 |
レスリング女子48kg級の小原日登美はロンドンが初五輪。「金」を最後に引退した。
女子レスリングは2004年のアテネ大会から正式種目となり、リオは4度めの大会。
48kg級は、アテネと北京は伊調千春が連続「銀」
ロンドンとリオは小原日登美、登坂絵莉で連続「金」となった。
リオ
日付(日本時間) | 戦績 「金」 「銀」 「銅」 |
8月16日 |
卓球男子団体SF3-1 決勝進出 体操男子種目別跳馬 白井健三 「銅」 |
8月17日 |
卓球女子団体 「銅」 シンクロナイズドスイミングデュエット 乾友紀子/三井梨紗子 「銅」 |
8月18日 |
レスリング女子48kg級 登坂絵莉 「金」 レスリング女子58kg級 伊調馨 「金」 レスリング女子69kg級 土性沙羅 「金」 卓球男子団体 「銀」 バドミントン女子ダブルス高橋礼華/松友美佐紀 「金」 |
錦織圭に始まった「逆転日本」は、この日、レスリングで真骨頂を発揮する。
登坂絵莉 残り13秒
伊調馨 残り3秒
土性沙羅 残り30秒
いずれもリードされたまま迎えた残り30秒以内からの逆転劇。
この「逆転日本」の流れは、バドミントン女子ダブルス決勝にバトンが渡り、最終セットあと1ポイントでマッチポイントというところから、6ポイント連取して「金」を取ってみせた。
この「逆転日本」の流れは、バドミントン女子ダブルス決勝にバトンが渡り、最終セットあと1ポイントでマッチポイントというところから、6ポイント連取して「金」を取ってみせた。
卓球にも言えることだが、バドミントンはシャトルが速すぎるうえ、ネット越しのカメラアングルのために、プレーが止まった瞬間、どちらの得点なのかわかりづらい。
その場合、どちらの選手がガッツポーズをするかで、判断することになる。
最後の1ポイントもシャトルは落ちているが、それがどちらのコートなのかは見づらい。
高橋が寝転んだことで、日本が勝ったことを知った。
ふつーならば、ここでダブルスのペア同士が抱き合うところだ。ところが、高橋は寝転んでいる。1人行き場のない松友にコーチが駆け寄り、抱きしめようとするが、松友は防御姿勢をとった^o^;)
そんな松友をぎゅっとではなく、そろりと抱きしめたコーチが印象的だった。
伊調馨は、五輪で女子レスリングが始まって以来4大会すべて「金」
伊調馨は、五輪で女子レスリングが始まって以来4大会すべて「金」
五輪4連覇は女子では全競技を通じて史上初。
男子は過去に4人が達成している。
ヨット エルブストロム(デンマーク)
陸上男子円盤投げ オーター(米国)
陸上男子走り幅跳 ルイス(米国)
競泳男子200m個人メドレー フェルプス(米国)
五輪五連覇は前人未踏
5連覇ということは足かけ16年「金」をとるということ。
それは12年「金」を取り続けた人にしか挑戦権がない。
2020年東京五輪で、それに挑めるのは伊調馨だけなのだ。
ぜひ、挑戦して欲しい。
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