エクセルに日記をつけている。
子どもの頃、毎日日記をつけていた。
小学校に上がってすぐから中1の途中までだ。
365日、毎日一つのことを続ける習性は今こうして「しらべる」「しらべるが行く」を毎日続けている原動力になっている。
1990年にパソコンを買ってからは、日記の媒体は紙からLotus1-2-3に変わった。
1995年にはWindows95が出て、エクセルに乗り換えた。
1日1行
その日の出来事を書く。
従って1年で消費する行数は「365」に過ぎない。
だが、エクセル95の行数は16,000行だった。
これでは43年しか書くことができない。
そのため、当時は1年ごとにsheetを分けていた。
エクセルは定期的にバージョンアップする。
エクセル95からエクセル97は小規模変更(マイナー・バージョンアップ)
書式>セルのメニューが使いやすくなるなど、ほとんど変わらなかった中で行数が65536行に増えたことは僥倖だった。
これならば179年書けるので、死ぬまでに行が足りなくなる心配は無い。
それまで分けていたsheetを1つにまとめることにした。
(しかし時間がないので10年近く経った今も、その作業は終わっていない)
現在使っている「エクセル2013」は1,048,576行
2,872年も書けることになる。
輪廻転生で生まれ変わったとしても、何回かは1sheetでいけそうだ。
現在のsheetは2011年から始まっている。
それ以前の記録もあるのだが、過去のファイルに分散している。
特に過去情報が必要になることはないので放置しているが、老後に時間ができた時にでも1つにまとめようと思う。
日付と曜日だけはオートコンプリート機能を使い、ずいぶん先まで入れてある。
今見てみるとおよそ4,500行が下限。そこは2023年。
もうちょっと先まで日付を作っておこうと思い立つ。
日付と曜日が入っているA、B列を1週間分(7行)つかんで下方向へドラッグする。
データが入っている場合、エクセルは下限近くにくると安全運転のドライバーが信号停止する時のように、軟らかく減速する。
しかし、そこにはデータが入っていないので、エクセルはどんどん加速していく。
なにせ下限は100万行、遙か先だからだ。
ある程度のところまで行って誕生月で止める。
計算するとそこは70歳。
ずいぶん行数があったと思う。
定年後10年、以外と長いな・・
果たして自分はその10年を心身ともに健康で持ちこたえるのだろうか。
心に、砂漠で1人ぽつんと置き去りにされたような空間が広がる。
もうちょっといってみよう
さらにドラッグしていく
80歳
ここで止めると、なんだかその日に死んでしまうような気がしてきた。
なんだか縁起が悪い気がしてくる。
ファイルを保存せず、なかったことにしようかと考える。
でも、それも男らしくない(どういうのが男なのか・・)
結局は11,800行
2044年に入ったところでやめておいた。
リニアで名古屋に行けて、さらに憧れている2039年の世界をみて・・
いやあと1年頑張れば、リニアで大阪か・・
こんな僕にぴったりの曲が昔あったな
「限りない欲望」井上陽水
| 固定リンク | 0
「ノート」カテゴリの記事
- しらべる22周年(2022.04.20)
- セットプレー守備 革新的な2つのアイデア(2022.04.01)
- しらべる8,000日 しらべるが行く6,000日(2022.02.24)
- 中学生はなぜヨコ一列に並ぶのか?(2022.02.13)
- しらべるが選ぶ2021年の5大ニュース(2021.12.31)