アンダーアーマー ジェミニ2.1のサイズ
アンダーアーマーは1stレイヤー(肌に付ける着衣)のコンプレッションウェアで人気が高いアメリカのスポーツメーカーである。
日本では1998年から株式会社ドームが総販売代理店となり、2010年代に入り、多数のプロアスリートが着用するようになった。
アートスポーツが取り扱いを増やしたのは2013年からだった。
2015年シーズンからは巨人と5年50億円のオフィシャルパートナー契約をむすんでおり、ユニフォームの胸にアンダーアーマーのロゴが入っている。
巨人は従前、2006年~2014年はアディダスと契約しており、その切り替えだった。
2014年頃からは、ランニング雑誌での広告出稿が格段に増え、大手スポーツ店が力を入れていることもあり、マラソンランナー御用達メーカーの1つに入った。
アンダーアーマーがランナー用として推しているのが「UAスピードフォーム」
メーカーは「一体成型で足にフィットさせることからすべてを始めた設計」と謳っている。
初期製品は「アポロ」
アポロに通気性を強化したのが「アポロベント」
衝撃吸収と反発性を追究したモデルが「ジェミニ」
「アポロ」が高速レーシングシューズ。「ジェミニ」が足の保護を重視した標準ランナーモデルである。
2013年
「アポロ」「RC(高価格モデル)」発売
2015年1月
「アポロベント」「ジェミニ」発売
2016年2月
「ジェミニ2」発売
2016年8月
「ジェミニ2.1」発売
「ニュートン DISTANCE V」を買いに来たのだが店頭にない。
そこで、目の前にある「ジェミニ2.1」に方向転換した。
いつも新しい靴を買う時と同様27.0と27.5を出してもらう。
まず初めに27.5に足を入れる。
これは履いた瞬間に「大きい」とわかり、シューレースを締めることもなくすぐに脱いだ。
つづいて27.0
これはぴったり。ただしこれまでに履いたアディダス、ナイキ、アシックスの27.0と比べるとゆとりがある。
サイズはこれでよし。
両足ともに、ルーチン通りにシューレースを締めて、まっすぐ立つ。
ヒール部分が高い。つまりソールが厚い。
トゥ側が低いので、立っているだけでカラダが前傾している。
これまでに履いた、どの靴でも経験がないことだ。
「ミズノBe」の場合、指の部分が掘りこたつになっているから、前傾という点では似ているが、とにかくその度合いが違う。
3歩ほど歩いてみる。
アディダスのBOOSTフォームと対峙するフォアフットの反発性は、さすがに歩いたくらいでは実感できない。
できれば、いろいろと質問したかったのだが、店員さんが靴を出してすぐ、どこかに居なくなったので、説明を聞くこともできない。
結論としては、即ゲットには至らなかった。
アンダーアーマーのブランドイメージから想像していた、履いた瞬間の驚きがなかったのである。
これが慣れ親しんだナイキ、アシックス、アディダスであれば、別に驚かなくてもいい。
カタログスペックを見て決断できる。
「ジェミニ2.1」は、確かに斬新な構造ではあるが、それは、この靴に冒険したくなるほどの衝撃ではなかった。
| 固定リンク | 0
「しらべるが走る!」カテゴリの記事
- 我が心の引退レース(2022.03.09)
- 長崎平和マラソン エントリー方法発表!(2020.02.12)
- 大迫傑曰く「タイムは気にする必要はない」(2020.01.21)
- マラソンの最後の1kmは、それまでの41kmとは絶対に距離が違うと思う(2020.01.20)
- 地道に走り、最下位を脱出(2020.01.18)