東京マラソンまで23週 「股割り」から始める
東京マラソンが当たった週末
本番まではまだ23週間ある。
例年ならば、まだ基礎トレーニングさえ始めていない時期だが、今年は少しずつ準備を始めている。
ここ数年、タイムが落ち続けている。
加齢をはじめとしたいろいろな要因はあるだろうが、これまで「当たり前のようにやってきたことを何か変えなければならない」と思っている。
例年の準備はこうだ。
14週間前から走り始める。
1度に走る距離は10km~20kmのあいだでまちまち。
距離だけを決めた「距離走」
時間だけを決めた「LSD」
内容はたいてい、この繰り返し。
以前は急な上り坂をほぼ全力で走る「坂ダッシュ」をやっていたが、手術明けだったこともあり去年はやらなかった。
準備体操やクールダウンは一切なし。
練習内容に変化はつけているつもりだが、結局のところ「トータルでどれだけ走ったか」が達成の指標になっているのは否めない。
今シーズンは史上最高距離を積んだ。いける!
今回は400kmなので、それなりかな?
いわゆる「距離偏重」である。
これは恐らく、ほとんどのランナーがそうなのではないだろうか。
何かを変えなければならない。
何かを変えても、なにも良くならないかもしれないが、何も変えずにいれば「加齢」の分だけ自己ベストは遠のいていく。
そこでまず見直したのは、カラダ作り
「体幹を鍛える」というテーマで書かれた本を、片っ端から読みあさる。
だいたいどの本にも同じようなエクササイズが載っている。
この手のものの大半が椅子などの「道具を使う」ものか、地べたで行うものだ。
僕にとって「地べたで行う」ことは敷居が高い。
部屋がそれほど広くないので、足を投げ出して座る、寝転ぶというところから動くというものには二の足を踏んでしまう。
恐らく、始めたとしても長続きしない。
日頃、ふとした空き時間に気軽に数回できるものでないと、取り組むのは難しいのである。
そうした観点で見つけたのは「ひざの高さに腰を落とす」動作。
これを「股割り」と呼ぶことにする。
高校生の頃は「カラダが柔らかい」ことが自慢だったが、今は見る影もない。
特にあぐらをかこうとした時に股が開かない。
これが「股関節が硬い」ということだろうか。
股関節が柔らかくなると、ストライドが伸びる?
あるいは同じ歩幅でも、力を使わずに足が前に出てくれる?
そうなれば、マラソンのように同じ動作を繰り返すスポーツでは大きな改善が見込めるのではないか?
これらはすべて素人考えの仮説。
まずは走りはじめるまでのおよそ2ヶ月続けてみて、初めて走った時に「いつもとは違う感覚」あるいは「タイムアップ」があるかを検証することにした。
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