BABYMETALのコルセットをGetだぜ
【第8話】
ゲート41に上る階段はがらがら
ここで怪我でもしたら、BABYMETALを見損なってしまう。
雨の中を歩いて来た人達の靴で濡れただんだんに滑らないよう焦りを押さえて急ぐ。
手荷物のクチをあらかじめ開けて「手荷物検査場」を通過。
チケットを提示すると、係員がバーコードリーダーでスキャン。
瞬時に感熱プリンターから長さ20cmに及ぶチケットがはき出された。
ここまで並んでいる人はゼロ。
あまりのスムーズさにキツネにつままれた気分(「キツネに包まれた」は誤用)でいると、その先で待ち構えていた女性にコルセットを渡された。
おぉ今日ももらえるのか。
昨日配られたことは知っていたが、二日目は来て見なければわからなかった。
コルセットは交通事故で追突されてむち打ちになった人など、首を傷めた人が首に巻く医療器具。
かつてX-JAPANのYOSIKIが激しいドラム演奏で首を傷め、コルセットを巻いてプレイしたことに因み、ヘドバンを伴うHEAVYMETALライブ参戦では、象徴の品と位置づけられている。
【ヘドバン】
ヘッドバンギング HEAVYMETAL音楽に合わせて、頭を激しく上下に振る動作
【コルセット】
ヘドバンの衝撃から首を守るため、首に巻くバンド。2014年3月の武道館公演でも来場者全員に配られた。
「コンサート」「ライブ」でありがちな「フライヤー」は無し。
友達から頼まれていたWOWOWのチラシはなかった。
この二日間「BABYMETAL WORLD TOUR 2016 FINAL」の模様はWOWOWで放送される。
(僕はその告知でこの公演を知った)
現時点では放送日、放送内容の詳細は明らかにされていないが、BABYMETALファンをWOWOWに取り込むために、この日なんらかのフライヤーが配られるのではないか?というのが友達の読みだった。
【フライヤー】
flyer 音楽イベントの宣伝チラシ クレジットカード会社の郵送物に入れる宣伝物もそう呼ばれる。「チラシ」といえばいいのに、この言葉を知っている人は「フライヤー」を使う。周りは「チラシのことだよなぁ・・」と思いながらも聞くに聞けない。その空気を察しながらも「あぁチラシのことです」とは誰も説明しない。
コンコースで女の子が170円の紙パック飲料を立ち売りしている。巨人戦では見かけない光景だ。
90分の短期決戦なので水分がなくてもいいかと思っていたが、誰も買う人はなく、すぐに買える状況だったので、お茶を1つ購入。
これは正解だった。
90分とはいえ、運動量が多い。時折給水できることで、よいコンディションを維持できた。
入り口でペットボトルが規制されていたかは、特に気づかなかった。
コンコースで女の子が170円の紙パック飲料を立ち売りしている。巨人戦では見かけない光景だ。
90分の短期決戦なので水分がなくてもいいかと思っていたが、誰も買う人はなく、すぐに買える状況だったので、お茶を1つ購入。
これは正解だった。
90分とはいえ、運動量が多い。時折給水できることで、よいコンディションを維持できた。
入り口でペットボトルが規制されていたかは、特に気づかなかった。
入場に際して、身分証明書の提示が必要だったのは着席した後にチケットを見て気づいた。
チケットが届いてから、この日まで券面を一度も読まなかったのだ。
チケットが届いてから、この日まで券面を一度も読まなかったのだ。
従って、提示を求められても免許証など身分を証明するものは何も持ち合わせていなかった。
初日の混雑により、そこが簡略化されたのかどうかは知らないが、無事入場できてよかった。
巨人の「橙魂」でオレンジユニフォームをもらった時は、入場すると同時に頭からかぶるのだが、コルセットはコンコースを見渡しても10人に1人くらいしか付けていない。
そのまま手に持って席へ向かう。
座席は二階スタンド最前列から3列め。
スタンドとしては、まずまずの席ではないだろうか。
台風の余波をしのいできた傘を座席の下に寝かせて着席。
水道橋の駅で降りて、ここまで15分
呆気ないくらい、すいすい来られた。
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